【脂肪燃焼ダイエットスープ】で無理なくやせる理由。秋冬バージョン公開!
初めは、野菜のスープを夕ご飯の前に1杯食べるだけ。「食べるほどやせてキレイになる」が実感できるのが、岡本羽加先生考案の「脂肪燃焼ダイエットスープ」です。スープの作り方も簡単。ここでは秋冬バージョンのスープを紹介しましょう。根菜ときのこでボリューム感が得られ、食物繊維量が多いのが利点です。
「脂肪燃焼ダイエットスープ」とは?
漢方では、「冷え性」「便秘」「ひどい肩こり」といった不快症状の多くは、気(き)・血(けつ)・水(すい)の不足や滞りが原因とされています。かたよった食事や乱れた生活習慣により、体内に老廃物が蓄積したり、血のめぐりが悪くなったりして、病気や肥満を招くのです。
原因のひとつである老廃物を体内から排出するのを助けるのが、「脂肪燃焼ダイエットスープ」です。キャベツ、玉ねぎ、にんじんといった身近な野菜4〜5種とり合わせて、ごく少量の鶏がらスープの素や塩で味付けしてコトコト煮るだけ。簡単でとってもシンプルなスープですが、野菜の相乗効果でうまみや甘みはもちろん、ファイトケミカルなどの有効成分や食物繊維をたっぷりとることができます。
このスープを夕食の前に1杯に食べることから始め、慣れたら、朝食や昼食の前にもとり入れていきます(※)。スープを食べ始めると、野菜のチカラで体内にたまった毒素が排出され、腸内が整います。腸がキレイになることで、めぐりがよくなり、やせやすい体になっていきます。
しかも、スープ1杯で野菜が約200 g。食物繊維が約3gとれます。ビタミンやミネラルも補給することができると、いいことずくめ。
「食欲がおさえられない」 「手間がかかることはイヤ」 「時間がない」といったダイエットにつきものの悩みも「脂肪燃焼ダイエットスープ」なら心配ありません。まさに多忙なマチュア世代におすすめのスープなのです。
※脂肪燃焼ダイエットスープは、普段の食事にとり入れるだけでもダイエット効果があります。次のステップとして、ライフスタイルにあわせて「1週間キレイやせ」「1週間徹底」「3日間週末デトックス」の3つのプログラムもあります。(参考:『♯脂肪燃焼やせるスープ大全科』)
脂肪燃焼ダイエットスープ【秋冬バージョン】の作り方
大根とまいたけが入った秋と冬におすすめのスープです。色よくおいしく作るコツは、まいたけを煮すぎず、最後に加えてさっと煮ること。
材料(作りやすい分量・3〜4食分)
作り方とポイント
①野菜を切る
大根、にんじん、玉ねぎは皮をむいて食べやすい大きさに切る。
にんじんは皮ごとでもよい。まいたけは石づきを落としてほぐす。
point
まいたけは煮すぎると黒くなるので、野菜が煮えたら加える。
②ふたをして煮る
鍋にだしとまいたけ以外の1を入れて火にかけ、煮立ったら火を弱めて中火で15 ~20 分煮る。
野菜がやわらかくなったらまいたけを加え、ひと煮する。途中、スープのかさが減ってきたら、適宜水を足す。
point
野菜のうまみだけで十分おいしいので、味つけは控えめがおすすめ。
③味つけをする
酒、塩を好みの量加えて、味をととのえる。
火を止め、食べる直前にすりおろしたしょうがを加える。
④できあがり
さっと煮たら、できあがり。
ポタージュの材料と作り方
【材料(3~4食分)】
*きほんのスープ (上記参照)と同じ
大根...1/3本 (250g)
にんじん...1本(200g)
まいたけ...2パック(200g)
玉ねぎ...1個(200g)
だし... 4カップ
酒...少々
しょうが...1/2かけ
塩(自然塩)...少々
【作り方】
①きほんのスープの作り方① ~ ④と同様に、スープを作る。
あら熱をとってミキサーにかけ、なめらかになるまで攪拌する。
②鍋に戻して弱火でゆっくりと温める。
このとき、濃度が濃いようなら水を少し加えて好みの濃度にする。
少量を作る場合
きほんのスープは大根とまいたけがたっぷり入るので、1食分でも満足感があります。少なめに作る場合は人数分を引き算して材料を減らしますが、水は野菜がひたる程度をめやすにしてください。
【材料(2〜3食分)のめやす】
大根…1/4個(100g)
にんじん…1/2本(100g)
まいたけ…1パック(100g)
だし…2カップ
酒…少々
しょうが…1/4かけ
塩(自然塩)…少々
脂肪燃焼ダイエットスープ【秋冬バージョン】
1食分 58kcal
野菜の量 153g
食塩相当量 0.5g
食物繊維 4.5g
糖質 9.2g
※この記事は『♯脂肪燃焼 やせるスープ大全科』岡本羽加著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。