私らしく生きる 50代からの大人世代へ

人気記事ランキング 連載・特集

【脂肪燃焼スープ】で無理なくやせる理由。秋冬バージョン公開!

公開日

更新日

岡本羽加

初めは、野菜のスープを夕ご飯の前に1杯食べるだけ。「食べるほどやせてキレイになる」が実感できるのが、岡本羽加先生考案の「脂肪燃焼スープ」です。スープの作り方も簡単。ここでは秋冬バージョンのスープを紹介しましょう。根菜ときのこでボリューム感が得られ、食物繊維量が多いのが利点です。

▼忙しい平日にもいいレシピ▼
皿ひとつ&レンチンだけでおいしい【チーズタッカルビ】【チキンのトマト煮】忙しい平日におすすめ

「脂肪燃焼スープ」とは?

漢方では、「冷え性」「便秘」「ひどい肩こり」といった不快症状の多くは、気(き)・血(けつ)・水(すい)の不足や滞りが原因とされています。かたよった食事や乱れた生活習慣により、体内に老廃物が蓄積したり、血のめぐりが悪くなったりして、病気や肥満を招くのです。

原因のひとつである老廃物を体内から排出するのを助けるのが、「脂肪燃焼ダイエットスープ」です。キャベツ、玉ねぎ、にんじんといった身近な野菜4〜5種とり合わせて、ごく少量の鶏がらスープの素や塩で味付けしてコトコト煮るだけ。簡単でとってもシンプルなスープですが、野菜の相乗効果でうまみや甘みはもちろん、ファイトケミカルなどの有効成分や食物繊維をたっぷりとることができます。

このスープを夕食の前に1杯に食べることから始め、慣れたら、朝食や昼食の前にもとり入れていきます(※)。スープを食べ始めると、野菜のチカラで体内にたまった毒素が排出され、腸内が整います。腸がキレイになることで、めぐりがよくなり、やせやすい体になっていきます。

しかも、スープ1杯で野菜が約200 g。食物繊維が約3gとれます。ビタミンやミネラルも補給することができると、いいことずくめ。

「食欲がおさえられない」 「手間がかかることはイヤ」 「時間がない」といったダイエットにつきものの悩みも「脂肪燃焼スープ」なら心配ありません。まさに多忙な大人世代におすすめのスープなのです。

※脂肪燃焼スープは、普段の食事にとり入れるだけでもダイエット効果があります。次のステップとして、ライフスタイルにあわせて「1週間キレイやせ」「1週間徹底」「3日間週末デトックス」の3つのプログラムもあります。(参考:『♯脂肪燃焼やせるスープ大全科』)

脂肪燃焼スープ【秋冬バージョン】の作り方

大根とまいたけが入った秋と冬におすすめのスープです。色よくおいしく作るコツは、まいたけを煮すぎず、最後に加えてさっと煮ること。

材料(作りやすい分量・3〜4食分)

【野菜】
大根…1/3本(250g)
にんじん…1本(200g)
まいたけ(※)…2パック(200g)
玉ねぎ…1個(200g)
※まいたけはたっぷり使いますが、お好みで1パックでもよい。

【だしと味つけ】
だし(※)…4カップ
酒…少々
しょうが…1/2かけ
塩(自然塩)…少々
※昆布とかつお節でとった「一番だし」です。

作り方とポイント

①野菜を切る
大根、にんじん、玉ねぎは皮をむいて食べやすい大きさに切る。
にんじんは皮ごとでもよい。まいたけは石づきを落としてほぐす。

point
まいたけは煮すぎると黒くなるので、野菜が煮えたら加える。

②ふたをして煮る
鍋にだしとまいたけ以外の1を入れて火にかけ、煮立ったら火を弱めて中火で15 ~20 分煮る。
野菜がやわらかくなったらまいたけを加え、ひと煮する。途中、スープのかさが減ってきたら、適宜水を足す。

point
野菜のうまみだけで十分おいしいので、味つけは控えめがおすすめ。

③味つけをする
酒、塩を好みの量加えて、味をととのえる。
火を止め、食べる直前にすりおろしたしょうがを加える。

④できあがり
さっと煮たら、できあがり。

PICK UP 編集部ピックアップ