敷地面積は約250万平方メートル！ スケールの大きいオープンセット場に大興奮

外国の人が日光江戸村や京都の東映太秦映画村に行ってワクワクするのと同じで、ここも韓国の昔ながらの暮らしや歴史が垣間見れて、私たち日本人にはたまらないスポット。それも、ドラマで見たシーンと重ねながら回れるので、敷地面積は広いですが、時間はあっという間に過ぎていきます。

ソウルからならバスを乗り継いで3時間半ほど。料金は4000Wと格安で行けますが、とにかく時間がかかります。タクシーなら所要時間は片道1時間半ほど、約8万Wで着きますが、日本語ガイド付きのツアーが観光で訪れるなら安心でおすすめです。インターネットで検索をするといろいろなサイトで見つかりますので、ご興味のある方はチェックを。

華やかな丹青で装飾された、屋根を支える枓栱（ときょう）。 丹青は建物の格を示すほか、木材の腐食を防ぐ役割もあるのだとか。

「イサン」「トンイ」「馬医」で使われた東宮殿。「太陽を抱く月」の第一話ではフォン（ヨ・ジング）がユヌを思い出して空を見上げていました。

こちらも「大吹打」のMVで使われた演武場。「善徳女王」「武神」「九家の書」などでも登場し、大掛かりな戦場シーンや武術のシーンが撮られます。

「大吹打」のロケ地ツアーの最後を飾るのは典獄署。朝鮮時代の円形監獄で、「オクニョ 運命の女」でも重要な舞台として登場しました。

こちらは「善徳女王」の主人公ともいえる美室が住んでいた、その名もミシル宮。「奇皇后 〜ふたつの愛 涙の誓い〜」でも使われました。

当時の台所道具が飾られたコーナーも。昔ながらの佇まいで、最近では日本でも売られている笊や木べら、オンギ（韓国の壺）などが並んでいます。

（DATA）
龍仁大長今パーク
京畿道 龍仁市 処仁区 白岩面 涌泉ドラマキル 25
031-337-3241
営業時間：9：00～18：00（11月～2月は～17：00）
※受付は閉園の1時間前まで
定休日：旧正月当日
入場料：9500W

地方で食べるチョングッチャン。おかずも豊富で大満足！

大長今パークの周辺には食事処がないので、もし行かれる際は道すがらにある、お米と陶芸の里として知られる京畿道利川市で食事をされることをおすすめします。私はとあるチョングッチャン（納豆鍋）の食堂に行ったのですが、地方だからこそ、おかずはたくさん、お店の人も親切でおなかも心も満たされました。

韓国は子連れだといろいろと得することがあるのですが、ここでも子供がいるからと、おかずのお替りし放題（息子がもやしのナムルが好きなので何度もお替りをしていました）、帰り際にはみかんもプレゼントしてくれました。

納豆の臭みはまったくなく、キムチが入っているので味もしっかりしているチョングッチャン。ごはんが進む味です。