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有酸素運動だけではダメ!60代・70代でもできる筋トレ「ランジ」でヒップアップを目指そう!

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池内かずこ

「お尻アップ体操」を考案・指導している谷玉惠さん。引き締まったしなやかな手足は、今年79歳という年齢が信じられないほど。ミス・インターナショナル日本代表になった19歳のときからほぼ変わらない体型を保っているというのも驚きです。美しさをキープしている秘密はどこに? 谷さんのルーティンを伺う第1回は「筋トレ」についてお届けします。

▼▼第2回はウォーキング編
元ミス日本の「ウォーキング」や「有酸素運動」はどこが違う?

※この記事は2023年2月の記事をリバイバル配信しています。

PROFILE
谷 玉惠さん
(たに・たまえ)1945年東京都生まれ。19歳のとき、ミス・インターナショナル日本代表に選ばれる。1985年東京・青山にTAMAE・ヘルス&ビューティ研究所を開業。骨盤のゆがみを改善する整体・鍼・ダイエット体操等の指導を行う。2016年、古希を機に教室を閉じ、現在は、フリーランスの鍼灸治療家、健康運動指導士として執筆、講演、訪問治療等に、幅広く活躍。

スリムなジーンズにハイカットのスニーカー

スリムなジーンズにハイカットのスニーカースタイルで颯爽と現れた谷玉惠さん。マスクをはずしてもお肌はつやつや、ミディアムボブの豊かなヘア。何より、背筋を伸ばした凛としたたたずまい、キビキビと軽やかな身のこなしが素敵です。
「今、77歳。今年、78歳になるんですよ」
とても実年齢には見えません。

健康運動指導士として「お尻アップ体操」を世に広め、フリーランスの鍼灸師として現役で施術を行っている谷さんのファンが多いのもうなずけます。

「お尻の形は、骨盤や筋肉のゆがみを反映する健康のバロメーター。ボディケアや健康の要はお尻アップ、お尻の筋トレにあるんです」

こう指導してきた谷さんご自身のヒップもキュッと引き締まって、ツンと上向きに。ヒップだけではありません。スラリと伸びた美しい脚。膝から下もほっそり長く、スキニージーンズがすっきり決まっています。

ジーンズをスラリと履きこなせる秘訣は、いったいどこにあるのでしょう。
谷さんのルーティンを教えていただくシリーズ。まずはじめは「筋トレ」についてです。

週3回のスポーツジム通いで、お尻も足も、筋肉をたるませない!

「週3回、ジムに通って、筋トレを続けているんですよ。筋トレ経験者で、元マッチョの主人も引っ張って一緒に行っています」

お尻アップ体操を多くの人に教えるだけでなく、ご自身でも努力を惜しまず筋肉を鍛え、磨き続けているのです。
「40代で治療院を始めたときに、体力をつけようと思ったのがジム通いのきっかけです。朝9時の仕事前にジムに行くほどがむしゃらにやっていたこともありましたが、仕事が忙しくなってからは少しゆったりと続けて、もう30年以上になります。住み替えを機にジムを変えて、ある意味、今が一番集中できているのかもしれません」

5年前に住み替えをしたタイミングで、ハイスペックなトレーニングマシンが置いてあるスポーツジムに変えたという谷さん。スポーツジム通いを始めた40代のころよりも、マシンの負荷は重くなり、よりハードなトレーニングをこなしているというから驚きです。

「ただ、筋肉も使いすぎると疲労して筋肉痛が出てくるので、1日おきにして1日休ませ、回復させるようにしています。毎日続ける人は、今日は左足、明日は右足というふうに交互にするといいですね」

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