おひとりさま必見!プロが解説する「老後資金作り」と「家計の赤字」対策とは?
おひとりさまを楽しむために
老後の収入や貯えが十分ではない場合、早期の備えとしては、税優遇のある個人年金やiDeCo、つみたてNISAなどの制度を活用することが有効ですが、これからは、健康であれば働くこともまた一つの選択肢となるでしょう。今や65歳から69歳までの高齢者の半数以上が働いているとの調査結果もあります。パートなどで短時間働く人が厚生年金に加入するための要件も近年緩和されてきていますので、60代なら働くことで収入を得ながら、さらに年金額を増やすこともできます。そして、何より社会とつながることができるため、おひとりさまが陥りがちな孤立や孤独を防ぐことにもなります。
老後の家計をしっかり把握して備えることで、楽しく豊かなおひとりさまライフを送りたいものです。
※この企画では65歳以上のひとり暮らしの方を「おひとりさま」としています。
●法制度などは、2023年1月末現在のものです。
※この記事は「ゆうゆう」2023年4月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
※この記事は2024年7月30日に文章構成を変更しました。
社会保険労務士
北村庄吾
きたむら・しょうご●1961年生まれ。熊本県出身。社会保険労務士、行政書士、ファイナンシャル・プランナー。ブレイン社会保険労務士法人代表。年金制度に造詣が深く、テレビ出演多数。
きたむら・しょうご●1961年生まれ。熊本県出身。社会保険労務士、行政書士、ファイナンシャル・プランナー。ブレイン社会保険労務士法人代表。年金制度に造詣が深く、テレビ出演多数。
ゆうゆう 2023年04月号
人生の後半、最後の宿題ともいえる「ひとり問題」。孤独との向き合い方、ひとり時間の使い方、お金の不安、危機管理……。心配の種は尽きることがないけれど、ひとつひとつ、解決していきませんか。ひとり上手な人がやっていることは? ひとりの毎日を豊かに過ごすには? ひとり暮らしのトラブルを回避するには? 『ゆうゆう』4月号の特集「ひとりでも大丈夫!」では、ゆうゆう世代の「ひとり問題」を解決するヒントを総力取材。「ひとり」は辛いことでも侘しいことでもありません。ひとりを楽しみ上機嫌に過ごせたら、この先の人生はもっともっと楽しめるはず!
詳細はこちら