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【ラストマン第5話】心太朗(大泉洋)と皆実(福山雅治)の過去が少しずつ明らかに! 心太朗の父の謎にも注目

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田幸和歌子

福山雅治と大泉洋が「無敵のバディ」となって難事件を解決していく、TBS日曜劇場のエンターテインメント。第1話ではエンディングのアドリブも話題になりました。上川隆也、吉田羊、King&Prince永瀬廉と、共演者も魅力的。数々のドラマのレビューを執筆する田幸和歌子さんに、今週の「ラストマン」を語っていただきます。(ネタバレにご注意ください。)

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福山雅治主演×大泉洋出演×黒岩勉脚本のTBS系日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』の第5話が、5月21日に放送された。

人気料理系インフルエンサーのナオン(わたなべ麻衣)が自宅で殺害される事件が発生。皆実(福山雅治)と心太朗(大泉洋)が現場に行くと遺体はすでに運び出され、テーブルには華やかな料理が並んでいた。その料理に皆実は小さな違和感を覚える。

その後、皆実と心太朗はナオンが所属しているマネジメント事務所を訪れ、他の料理系インフルエンサーにも話を聞くことに。

まず目に留まったのは、同じ事務所所属で人気料理系インフルエンサーの青嶌(高梨臨)だった。青嶌は、スパイスを使った料理を得意としており、「スパイスの女王」とも呼ばれている。

そんな彼女のフォロワー数は、事務所内3位。インフルエンサーということもあり、フォロワー数が収入を大きく左右するようだ。2位は被害者となったナオン。皮肉なことに、事件後に更にフォロワーを伸ばしているという。1位は、カナカナという顔出しNGのシングルマザーだった。

ナオンの周囲の人間関係を洗っていこうとする心太朗。一方、皆実は料理に舌鼓を打つばかり。更に、今回の事件には直接関係のないカナカナの弁当を食べてみたいとさえ言い出す。
心太朗は、なかなか捜査の進展が見えないことに焦りを感じるが、これもいつもの皆実ペースである。

皆実と心太朗の2人がカナカナの家を訪れると、そこにカナカナ本人の姿はなく、代理人を務める弁護士とカナカナの娘・中道雲母(平澤宏々路)が。事件当日のことを聞きつつ、ここでも皆実はカナカナ作の弁当に舌鼓を打つ。今にもキューピーハーフを宣伝してきそうな食事シーンの数々である。

そんな中、青嶌が自宅で倒れているところを発見される。帰宅したところ、見知らぬ人物に遭遇し、襲われたという。その容疑者として、有名料理家のインスタばかりを狙い、不正アクセスを繰り返していた古郡信武(芹澤興人)が浮上。

実は、古郡はカナカナの元夫だった。別れた後のカナカナのことを心配し、他の料理家たちのことを探っていたのだ。強盗を行ってはいたものの、ナオン殺害の犯人は別にいた。

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