【快眠術】朝までぐっすりと眠れる体になるための8つの「生活習慣」&「食事のコツ」
睡眠にいい食べ物を知って、毎日の食事に取り入れる
睡眠の質を食べ物で向上させることもできる。特に快眠のために摂取したいのは、トリプトファン、グリシン、GABAの3つのアミノ酸。
他にもビタミンB12や鉄、カルシウム、メラトニンなどを含む食材を、1日3食バランスよく食べるようにしたい。
よくかむとあごのリズム運動になり、幸せホルモンのセロトニンが増えて快眠につながる。一口20~30回はかんで食べよう。
睡眠の質を高める栄養素
トリプトファン
必須アミノ酸の一種。幸せホルモンのセロトニンと、睡眠ホルモンのメラトニンの材料になる。朝食時には「バナナ+牛乳」などの組み合わせで、たっぷり摂取したい。
GABA
アミノ酸の一種で、脳や脊髄に存在する神経伝達物質。心身を休息モードにする副交感神経を活性化させる。夜に自然な眠気を強め、不安やイライラをやわらげる効果もある。
グリシン
たんぱく質を構成するアミノ酸の一種。手足の血管を広げて血流をよくする働きがある。体の深部体温がスムーズに下がって、深い眠りに入りやすくなる。
メラトニン
ビタミンB12
鉄
カルシウム
※この記事は「ゆうゆう」2023年7月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
★あわせて読みたい★
医師、医学博士
坪田 聡
つぼた・さとる●雨晴クリニック院長。日本睡眠学会、日本医師会所属。「快眠で健康な生活を送ろう」というコンセプトのもと、睡眠の質を向上させるための指導や普及に努める。2006年に生涯学習開発財団認定コーチの資格を取得し、睡眠コーチングを創始。総合情報サイト「All About」の睡眠ガイドとして情報発信中。
つぼた・さとる●雨晴クリニック院長。日本睡眠学会、日本医師会所属。「快眠で健康な生活を送ろう」というコンセプトのもと、睡眠の質を向上させるための指導や普及に努める。2006年に生涯学習開発財団認定コーチの資格を取得し、睡眠コーチングを創始。総合情報サイト「All About」の睡眠ガイドとして情報発信中。
ゆうゆう2023年7月号
いくらあっても満足できないのがお金。物価の上昇が収まりそうにない今、「節約」は私たち皆にとっての一番の関心事になりました。とはいえ、何もかもケチケチしたくはないし、心まで貧しくなりたくはないもの。無駄な出費をせずにどれだけ暮らしを楽しめるか、そこは知恵と工夫、そしてセンスの見せどころ。『ゆうゆう』7月号特集「節約上手は暮らし上手」では、お金をかけずに暮らしを楽しむ方法を徹底取材しました。「センスのいい節約生活」、「おいしく使い切る食の知恵」、「ポイ活&シニア割活用術」、「リメイクのアイディア」など、参考になることがきっと見つかるはず。ないことを嘆くのではなく、あるもので楽しむこと考えましょう!
詳細はこちら