【どうする家康】「岡崎殿」と称され再婚しなかった五徳(久保史緒里)は、信康(細田佳央太)に心を残していたのか
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鷹橋 忍
五徳
織田家へ戻る
五徳は、夫・信康が自害してからも岡崎城で暮らしていたようですが、やがて、実家である織田家に戻ります。
徳川家の家臣・松平家忠の日記である『家忠日記』には、信康が自害した翌年となる天正8年(1580)2月20日、「五徳を送りに、尾張国の桶狭間(名古屋市緑区)まで行った」と記されており、五徳はこの日に岡崎城を出て、桶狭間で織田家の使者に引き渡されたと見られています(新編岡崎市史編集委員会編『新編岡崎市史2(中世)』)。
秀吉の人質に
織田家に戻った五徳は、岡田准一さん演じる父・織田信長の庇護を受けたとされます。
五徳は引き続き「岡崎殿」と称され、再婚はしませんでした。
ドラマの五徳と同じように、信康に心を残していたのでしょうか。
信長の死後は、実兄の織田信雄に庇護されます。
その後、五徳は秀吉の人質に出されます。
また私たち視聴者の前に、清楚なその姿を見せてくれるのでしょうか。
鷹橋忍の「大河ドラマの時間」
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