フランス人から学んだ、お金を使わない心贅沢な暮らし。吉村葉子さんの「自宅でお茶会」
今もときどきハーブティーを買いにアメ横に行きます。ある日、「珍味堂」で面白いことがありました。前回買ったハイビスカスに雑味を感じたので、そのことをご主人に言いました。「珍味堂」のハイビスカスは、多少の雑味を差し引いても余りあるほど貴重ですから、クレームではありません。そのときのご主人と私の会話を再現してみましょう。
私:この前いただいたハイビスカス、エジプトの匂いがしたんだけれども、今日のは大丈夫かしら?
ご主人:わかんねーな、そう言われても。だって、行ったことないから、エジプトの匂いなんて言われても困るよ。
……女子のお茶会ほどは面白くないですね。
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※この記事は『徹底してお金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢』吉村葉子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
『徹底してお金を使わないフランス人から学んだ本当の贅沢』
吉村葉子著
主婦の友社刊
フランス人はケチだ。徹底してお金を使わない。それでも、なぜか優雅に見えてしまう。フランス人はそれほど几帳面ではない。にもかかわらず、美しく暮らしているように見える。なぜか?
パリに20年暮らした著者が解き明かすフランス流「お金をかけない上質な暮らし 手間をかけない丁寧な暮らし」の極意。
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