日立「かるパックスティック」

掃除機の集じん方式には、紙パック式とサイクロン式の2つの方式がありますが、スティック型クリーナーの多くはサイクロン式。ダストカップやフィルターの掃除が必要なうえ、本体がスリムな分、ゴミの収容量も少なく、こまめにゴミ捨てをしなければならないというデメリットもありました。

「紙パック式のスティック型クリーナーもいくつか発売されてはいたのですが、やはりゴミ捨ては頻繁に行わなくてはいけなかったんです。

そんな中、発売された日立の『かるパックスティック』は、紙パック式を採用。そのうえ、なんとゴミ捨ては2カ月に1度でOK！ 『そんなにゴミをためたら、吸引力が下がるんじゃない？』と思うかもしれませんが、紙パックの上下に空気が流れる構造になっていて、最後まで吸引力の低下を抑えることができるんです。

“紙パック式は時代遅れ” 的な風潮もありますが、キャニスター型の掃除機を長年使ってきたマチュア世代にとっては、紙パック式のほうがなじみ深い。より安心して使えるのではないでしょうか」

ゴミでふくらんだ紙パックも、フィルターがスライドするのでスルッと取り出せる。

吸込口はシール状のふたで密閉することができ、手が汚れたり、ほこりが舞い上がったりするのを防げる。

また、1.1kgという軽さも特筆もの。自走機能を搭載したヘッドの動きもスムーズで、掃除がスイスイはかどります。さらには、マチュア世代に特にうれしいこんな機能も。

「ヘッドに搭載された白色と緑色のLEDライトの効果で、暗いところはもちろん、明るいところでもゴミが浮かび上がって見えるんです。

ぱっと見、きれいに見える場所でも、ほこりが浮かび上がって驚くこともしばしば。老眼でゴミが見えにくい私にとっては、特にありがたい機能ですね（笑）」

ゴミを見えやすくする、『ごみくっきりライト』を採用。見えにくいゴミもくっきり浮かび上がらせる。

回転ブラシの先端をループ形状にすることで、髪の毛がからまりにくい「からまんブラシ」。ブラシはワンタッチで着脱でき、水洗い可能。

付属品を収納できるスティックスタンド付き。

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監修者

家電ライフスタイルプロデューサー

神原サリー

かみはら・さりー⚫︎年間1000点以上の家電をチェックし、その魅力を伝える家電のプロ。さまざまな商品を実際に使用したうえで発信する消費者目線の言葉は、家電への愛にあふれ、説得力バツグン。また、「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」姿勢に、メーカーの開発者やマーケティング担当者からの信頼も厚い。
【X（旧Twitter）】@KamiharaSally　【YouTube】@tenyencoin

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