中道あんさん流 50代からのひとり温泉旅行のすすめ。ひとり旅に向く温泉宿 5タイプとは?
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中道あん
では、「サービス」はどんな感じ?と思われるかもしれませんが、お宿の方は、ひとりであろうが、団体であろうが、一組ずつできることをされていると思います。
以前、妹夫婦と泊まった山形県蔵王温泉のお宿に団体(20人ほど)くらいで、しかもほとんどが「ひとり部屋」でというツアーを組んだことがあります。(主宰は私です。)7倍の人数で宿泊したらサービスが7倍になるわけでも1/7になるわけでもなく、妹たちと泊まったときと同じくらい丁寧なおもてなしを受けました。つまるところは、「いいサービス」とは「自分にとっていい宿」かどうかではないでしょうか。
そうそう一度だけ、個室のレストラン会場で食事をしていて、「忘れられている!」と思ったことがあります。全然お料理が出てこなくなって、遠慮しながらホテルマンに尋ねてみたら、案の定。その時は、お詫びにとワインを1杯サービスしてくれたという。これも旅のいい思い出です。気にかけてくれるより、気にしないでいてくれた方が気分も楽というものです。
これを書いている間も、今すぐにでも白濁したお湯がこんこんと湧き出る「山の秘湯」に行ってみたいという思いが募ります。還暦の記念にひとりでパリに行ってみた秋。さらにパワーアップした冬のひとり時間を仕事だけで終わらせたくはない。
あなたもぜひ、自分だけの「ひとり旅行」をプランしてみてください。
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中道あん著
主婦の友社刊
2024年3月22日発売予定
ひょんなことから50代にひとり旅を経験した著者。これまで「旅はだれかと行くもの」「ひとり旅って楽しいの??」と思っていたのに、経験してみたらものすごく楽しかった!そこから国内ひとり旅に目覚め、今回とうとう海外ひとり旅にもチャレンジ。しかも、目的地はずっとあこがれだったパリ!(ティファニーの指輪はあきらめて涙)。ただし、国内は旅慣れてきたとはいえ、純粋な海外ひとり旅は初めて。ホテルはどうする?言葉は大丈夫?ぼったくられたりしない??ドギマギしながら準備をし、いざパリへ!!60才を迎えた著者の初めて体験を通じて、読者もパリをひとり旅している気分になれる1冊。さらに、大人の女性のひとり旅ならではの実用情報も満載(荷物の準備は?資金の作り方は?言葉は?危険じゃないの?現地でどう過ごす?etc.)。クスッと笑える、繰り返し読みたいシニアのリアル旅エッセイ。
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