50代からのひとり旅デビューなら温泉旅行!心も体も整う宿5タイプをご紹介【中道あんさん流】
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中道あん
では、「サービス」はどんな感じ?と思われるかもしれませんが、お宿の方は、ひとりであろうが、団体であろうが、一組ずつできることをされていると思います。
以前、妹夫婦と泊まった山形県蔵王温泉のお宿に団体(20人ほど)くらいで、しかもほとんどが「ひとり部屋」でというツアーを組んだことがあります。(主宰は私です。)7倍の人数で宿泊したらサービスが7倍になるわけでも1/7になるわけでもなく、妹たちと泊まったときと同じくらい丁寧なおもてなしを受けました。つまるところは、「いいサービス」とは「自分にとっていい宿」かどうかではないでしょうか。
そうそう一度だけ、個室のレストラン会場で食事をしていて、「忘れられている!」と思ったことがあります。全然お料理が出てこなくなって、遠慮しながらホテルマンに尋ねてみたら、案の定。その時は、お詫びにとワインを1杯サービスしてくれたという。これも旅のいい思い出です。気にかけてくれるより、気にしないでいてくれた方が気分も楽というものです。
これを書いている間も、今すぐにでも白濁したお湯がこんこんと湧き出る「山の秘湯」に行ってみたいという思いが募ります。還暦の記念にひとりでパリに行ってみた秋。さらにパワーアップした冬のひとり時間を仕事だけで終わらせたくはない。
あなたもぜひ、自分だけの「ひとり旅行」をプランしてみてください。
※この記事は2024年2月3日に配信した記事を再編集しています。
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