91歳・樋口恵子さんがほっとした言葉。「思い出の詰まったモノは無理に捨てなくていい」
科学者にほめられたボケない暮らし
科学者の方にほめられた、私の普段の暮らしをご紹介します。これをやっていれば絶対ボケない!とは言い切れませんが、専門家にほめられるとうれしいものですね。
たわいもない話をする・筆まめに
子どもの頃からおしゃべりが好き。古い友人もずいぶん少なくなりましたが、ある人には電話をかけたり、ある人には手紙を書いたり。好物をいただいたら、お礼状をさっとひと書き。はがきや切手はいつもそばに置いてあります。こうやって、いまだにいろんな人とつながっています。
モノは捨てない
思い出の詰まった「モノ」は、昔の記憶を呼び覚 ます「キー(鍵)」になるから、無理に捨てなくていいのだとか。それを聞いて、正直ほっとしましたね。特に捨てられないのは本や資料。自分の生きた証しですから。今も、どんどん増えています。
社会に関心を持ち続ける
いまだに新聞は3紙とって、読んでいます。私が理事長を務める「高齢社会をよくする女性の会」の全国大会も長年続けています。2022年は小田原大会(写真) で、介護問題などを論じました。600人もの方においでいただき、感謝しております。
書籍紹介 『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』
樋口恵子著
主婦の友社刊
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老いのトップランナー・91歳の評論家 樋口恵子さんの痛快エッセイ。ボケるのが怖い人、老後の暮らしを心配している人、まだまだ夢をもって超高齢期を迎えたい人、親や祖父母世代が認知症になったらどうしようと悩む若い人、どんな世代にでも、男女差なく読んでいただきたい本です。社会学者・上野千鶴子さんとの「貧乏ばあさんの生きる道対談」、脳科学者・瀧靖之さんとの「ボケにくい!健脳対談」も収録。巻頭グラビアでは「91歳が安心して住める家実例」を紹介。
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※この記事は『老いの地平線 91歳自信をもってボケてます』樋口恵子著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。
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