【ガーデニング】春植え球根8選 春に植えて、夏に主役の大きな花を咲かせる
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光武俊子
群れ咲く花が風にそよぐ【クロコスミア】
開花期/6~8月 草丈/50~150㎝
モントブレチアやヒメヒオウギスイセンなどとも呼ばれます。3月下旬~5月上旬に球根を植えつけると、植えっぱなしで毎年よく開花。ひとつずつの花は小さなものですが、線状の葉に濃いオレンジ色の花がよく引き立ちます。開花期に鉢花も出回ります。
切り花で人気の色鮮やかな苞【カラー】
開花期/6~7月 草丈/30~100㎝
白やピンク、黄色や紫色など、バリエーション豊かな色の苞が視線を引きつけます。湿地を好む品種もありますが、多くは畑地性という日当たりよい水はけのよい場所が適す品種です。冬に用土が凍らない場所なら植えっぱなしで大丈夫。鉢植えは冬の間水を切ります。
乾燥のあとの一雨で咲き始める【ゼフィランサス】
開花期/6~11月 草丈/20~40㎝
ゼフィランサス属では白花のタマスダレと、ピンクの花のサフランモドキが一般的です。初夏から咲き始めますが、真夏は花を休み、気温が下がり始めるころ雨のあとにまた咲きます。小さな球根がよくふえて多くの花が次々に咲き、花のない時期も常緑の葉がきれいです。植えっぱなしOK。
球根の植えつけは種類によってさまざま
球根とひとくちにいっても、球形やイモ状、棒状などさまざまな形をしています。また、植えつけも、鉢植えでは球根2球分の深さに植えるのが一般的ですが、アマリリスやグラジオラスなどは球根の頭を出すくらいと多様です。
ただ、球根はその中に養分を蓄えているため、植えるだけで手間なく花を咲かせます。暑さに向かって華やかに咲く花は貴重な存在なので、ぜひ今年は春に植える球根植物に注目してみましょう。
※2023年3月21日に配信した記事を再編集しています。
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