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【ガーデニング】数年植えっぱなしでOK!「宿根草・常緑樹」のロングライフ寄せ植え

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園芸ガイド編集部

温暖な地域の場合、宿根草の植えつけに適しているのは秋。そこで、直径30cm以上の大鉢に宿根草や常緑樹を植えて、小さな庭のように楽しむ寄せ植えを、英国園芸研究家の吉谷桂子さんに教えていただきました。

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小さな庭のように楽しむ宿根草の寄せ植え

直径30㎝以上の大鉢があったら、鉢を小さな庭に見立て、2〜3年は植えっぱなしのロングライフ寄せ植えを楽しむことができます。「地植えじゃないと無理?」と、諦めがちな低木や、背の高い宿根草も、大きな鉢なら、長くつき合いながら、変化を楽しみつつ育てられます。

庭植えにすると風通しや日当たり、土壌の水はけなどの環境が適さない植物も、鉢植えなら最適の培養土や場所を選べるので、元気に育てることができます。

宿根草の植えつけに適している季節が、秋。温暖な地域では、植物を秋から環境に慣らすことで、うまく育つ場合が多いのです(寒冷地の場合は逆で、品種にもよりますが、春からのスタートがおすすめ)。

1年目の秋は、ちょうど出回るアネモネやラナンキュラスの開花株をいっしょに植え、秋冬の寄せ植えに華を添えます。ひと冬の間、鉢土の表面が乾いたら水やりしながら生長を見守ります。

春が来て花が終わったらおしまいではなく、その後も初夏から夏、さらに秋へと、四季をとおして眺めを楽しめる寄せ植えです。

【常緑樹の寄せ植え】つぼみから実まで楽しめるビバーナム

つぼみをたくさんつけたビバーナム。春には花が咲き、次には輝くような青い実ができる、観賞期の長い常緑樹です。

寄せ植えのわき役には、アネモネやビオラのように、翌年の初夏には地上部から消えてしまうか、このまま寄せ植えをしていても、大きく繁茂しない植物を選ぶのがコツです。

苗の配置図

A:ビバーナム・ティヌス
B:アネモネ
C:ヒューケラ
D:ヘーベ ‘ハートブレイカー’
E:ビオラ
F:クローバー ‘天使のピアス ビューティー’

コンテナの大きさ/直径20cm、高さ30cm

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