【近藤サトさん】 試行錯誤の結果たどり着いた超シンプルなスキンケアとは?
12月から2月にかけては最も湿度の低い時期。湿度の影響を受ける肌にとって、過酷な季節です。乾燥を放っておくと、シワやたるみなどエイジングが加速してしまうことも! そこで、常に美肌を保ち続けている方に、乾燥知らずになれるお手入れについて聞きました。1回目はフリーアナウンサーの近藤サトさんです。
▼こちらもどうぞ▼
>>舞踊歴73年のバレリーナ【森下洋子さん】その食事は1日何度? 体と心を健やかに保つ秘訣も
お話を伺ったのは
近藤サトさん フリーアナウンサー
こんどう・さと●フジテレビでアナウンサーを務めた後、フリーランスに転身。品のある落ち着いた声を生かして、司会、キャスター、情報・バラエティ番組のナレーションなど幅広く活躍する。
公式You Tubeチャンネル「サト読ム。」では、大好きな着物の魅力を発信中。
試行錯誤の結果、たどり着いた超シンプルケア
1980年代後半から90年代初めの、いわゆるバブル期に20代を過ごした近藤サトさん。
「『消費祭り』でしたよね。雑誌でも『コレを買わないと遅れる!』という特集が組まれて。はい、全部買いました(笑)」
ところが年齢を重ねるうちに、肌にトラブルが生じるようになった。
「花粉症など季節性のものや日光アレルギー、ついには化粧品かぶれまで。でもまだメイクで隠せる程度だったので、ごまかしごまかし。高い化粧品を使えば、何とかなるだろうと思ってました」
30代に入った頃、突然顔がまっ赤に腫れ、慌てて美容皮膚科へ駆け込んだ。
「『肌がターンオーバーしていない』『あなたの肌は、やけどと同じ』と医師に言われて、ショックでしたね」
スキンケアもメイクも最小限にとどめる肌断食に挑戦、それを数年続けた。
「スキンケアをやめると乾燥や肌荒れをして辛かったです。でも、あんな肌は二度とイヤだったので我慢しました」
その結果、肌状態は徐々に落ち着いた。
「それまでのケアは、年齢を重ねて体質が変わった私の肌には過度だったんですよね。今は、取りすぎない・与えすぎない・刺激しない。おかげで、ひどく乾燥することもなくなりました」