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【女性の60歳からの働き方】自分に合う仕事の見つけ方とは?[後編]

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ゆうゆう編集部

生真面目に考えすぎず、しなやかに働いていこう

資格を取ったほうが、希望の仕事につきやすいのだろうか?

「資格を取得していても、実務経験がないと採用されにくいというのが現状です。高額のセミナーや資格講座にお金をつぎ込む人もいますが、その時間とパワーは実際に働くことに使うほうがいいと感じます」

まずは仕事を探して応募することが大事なようだ。

「採用されなくても、『自分のこれまでの経験は社会では通用しない』などと落ち込まないでください。単純に倍率が高いだけなので、『落とされて当然、次いこう次!』と気持ちを切り替えて進みましょう」

面接などで注意することは?

「謙遜しがちな女性は多いのですが、面接での謙虚さはマイナスです。できることは堂々と『できます』と言いましょう。積んできた経験に自信をもつことは大切です」

自分に合う仕事を見つけるコツはあるだろうか。

「逆説的ですが、自分に合った仕事を探そうと思いすぎないことです。『自分らしさ』は常に変化するものですし、仕事を通じて新しい自分をつくっていくこともできます。私も、60代でも70代でも成長し、変化する人をたくさん見てきました。その姿は若い世代の励みにも目標にもなります。ぜひ柔軟に、しなやかに、働くことを楽しんでください」

企業に就職せず、自由に働く人も

起業したり、フリーランスで仕事をしたりする人も増えている。「といっても『資本金を投じて会社を起こす』という人は少数です」と金澤さん。「私のまわりでは、お見合いの仲人、ネットでコラムを書く、アクセサリーをネット販売するなど、好きなことを仕事にしている人が多いですね。まずは小さなことから始めるのがおすすめ」

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