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【無印良品】DIYを手がける60代クリエイターは無印の収納どう使う?[後編]

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ゆうゆうtime編集部

大人ならではの暮らしの変化にそっと寄り添う「無印良品」。不要なものは整理して、お気に入りだけに囲まれた自分らしい暮らしの中に、「無印良品」を上手に取り入れているお宅を拝見する『「大人暮らし」の無印良品』(主婦の友社)から、ライフクリエーター 青柳啓子さんを2回にわたり紹介します。後編は自分らしいアレンジについて。

★前編はこちら★
ポリプロピレンケース224個!ライフクリエーター 青柳啓子さんが「収納用品は【無印】一択」という理由は?

profile
青柳啓子さん
68歳
分譲マンション
ライフクリエーター。おもてなしテクニックや手づくり雑貨を考案、発表。高い支持を集めている。https://www.facebook.com/AoyagiKeikoFanPage/

※掲載の情報は出版当時のものです。
※本文中にアルファベットがついている商品は記事末の愛用品リストで商品名や価格を紹介しています。

私と無印良品

むだのないデザインが私好み。自分らしくアレンジも楽しめます

無印良品とのおつきあいはもう何十年も前から。
「主張しすぎない色やデザインはもちろん、適正な価格なので買い足ししやすい。いいと思ったものは統一してそろえるのが好きなので、すべてではなくても長年同じ商品がお店にある、というのはうれしいことです」

もう一点、青柳さんが主張する無印良品の魅力は「無印であること」です。
「ロゴや模様がほとんど入っていないからこそ、好きなようにリメイクができるのです。アルミボックスやハンカチなど、いろいろなものを私印に変化させてきました」

ワイヤクラフトや布花など数々のハンドクラフトに従事し、自宅のDIYも自ら手がける青柳さんならではの発想です。

無印良品とともに歩む暮らしはこれからも。
「収納するものが増えれば、今後もまた同じケースを買い足すかもしれません。大きな家具と違い、ライフスタイルの見直しとともに収納も微調整できることは大きな魅力だと感じています」

フラットに開くノートは名品中の名品です

長年スクラップしていたレシピを数年前からA5のノート(B)にまとめ始めました。開いたまま隅々まで見られて便利。なくなると困るので買いだめしています。

自分流にリメイクしたアイテムは今も現役

無印良品でかつて販売していたアルミボックスに色を塗り、文字をステンシル(左のみ)。シンプルだからアレンジのしがいがあります。ハンカチも自分で模様を染めました。今はもう販売されていない、大好きなパリの地図ハンカチも大事にとってあります。

これから

終活はまだ先。心の声を聞き逃さずほしいもの、やりたいことに忠実でいたい

子育てに家事、そして仕事で多忙を極めていた30代から50代。60代でようやく自分自身の楽しみに重点を置くことができるようになりました。

「コロナ禍だったせいもあり、今は旅に出たい気持ちがむくむくと。延期になっていたフランス南西部への旅は近いうちに実現したいと思っています」

日々の暮らしに関しては、「終活や物を捨てて減らす」という方向にはまだ向いていないと話す青柳さん。

「ハンドクラフトの道具や布類は手放せません。そしてファンのかたからいただいた手紙は収納ケースの中に大切にしまってあります。時間の使い方は変わったけれど、大切なものは昔から変わらないのです。手を動かして何かをつくっていくことはこれからも続けたいと思います。好きなことや物にスペースと時間を割くために、収納は見やすく整然と。心地よい空間を生かすバックヤードを整えることにも、引き続き心を砕いていきたいと考えています」

収納庫は引き出し多用で細かく分類しています

同じケースを並べるとすっきり。クローゼットと同じように、廊下の収納庫には小物収納ボックス(G、H)を置きました。スペースの奥行きに合わせて向きを変えられて便利。こまごました文具や工具を分類しています。

クローゼット

廊下の収納庫

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