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長寿研究の第一人者がすすめる【究極の老化予防食】認知症予防に必須の食材とは?

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ゆうゆう編集部

健康長寿を目指すうえで、やっぱり気にかかるのが「脳」の健康。いつまでもボケずに暮らすにはどんなものを食べればいい? 抗加齢・長寿研究の第一人者・白澤卓二さんに認知症を予防する食について伺いました。認知症予防の最新研究からわかった新常識をお届けします。

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お話を伺ったのは
白澤卓二さん

しらさわ・たくじ●医学博士。白澤抗加齢医学研究所所長。お茶の水健康長寿クリニック院長。Residence of Hope館林代表。
千葉大学医学部卒業後、東京都老人総合研究所、順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授などを経て、2018年にお茶の水健康長寿クリニックを開設。
『Dr.白澤のアルツハイマー革命 ボケた脳がよみがえる』(主婦の友社)、『脳の毒を出す食事』(ダイヤモンド社)など、著書は300冊を超える。

脳の老化予防、カギになるのは食事

認知症で最も多いアルツハイマー型認知症。この30年でその患者数は急激に増えた。背景には何があるのか。

「考えられるのは食です。日本人の食生活は高度成長期を境に急変しました。おいしさ、便利さを追求して変化した食が、アルツハイマー病の急増を招いたと考えられます」

脳の老化予防のカギとなるのは食事。そう考えた白澤さんは、世界中の論文や膨大な文献をチェックし、「認知症予防に必須の食材」をピックアップした。

「これらは、日本人が昔から口にしている食材がほとんどです。よく考えれば、日本は世界でもトップクラスの長寿国。私たちが昔から食べてきた食事が健康長寿食だったのです」

実際、白澤さんが開設した介護付き有料老人ホームでは、これらの食材を中心に脳にいい食材や食べ方を取り入れ、100歳を迎える入居者が着実に増えているという。私たちも、明日からの食事の参考にしたい。

【Dr.白澤が提唱】究極の老化予防食とは?

白澤先生の開設した介護付き有料老人ホーム「Residence of Hope館林」での食事例。グルテンフリー、添加物フリー、質のよい油、こだわりの卵、質のよいタンパク質、EPA・DHAが豊富な青魚、ボーンブロス、旬の野菜や果物など、最新の認知症治療の理論に基づき、老化や病気を遠ざける食事が提供されている。

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