【ガーデニング】初心者でも育てやすい「コンパニオンプランツ」8選 植物の力で病害虫を防ごう!
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光武俊子
爽やかな香りは蚊や鹿まで撃退する【ラベンダー】
開花期:5~7月(四季咲き 四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。
草丈:20~100㎝
爽やかな香りが好まれるラベンダーは、その強香でイモムシなどの害虫をはじめ、蚊、ノミ、ハエなどを撃退することでも知られます。さらに庭や畑の植物を荒らす鹿やウサギなどから、植物を守る働きも。一方でアブラムシの天敵、テントウムシを呼びよせてくれます。
ビタミンカラーの花で花壇を元気に【ポットマリーゴールド(カレンデュラ)】
開花期:2~5月 マルチングは、土の表面をワラやバーク(樹皮)チップ、プラスチックフィルムなどで覆うことです。乾燥防止、雑草抑制、土の流出防止、地温調節などの効果があります。
草丈:20~50㎝
和名でキンセンカとも呼ばれるカレンデュラのなかで、オフィキナリス種がハーブのポットマリーゴールドです。受粉を促したりアブラムシを撃退する虫を呼び寄せたりします。厚みのある根は天然のマルチング
イチゴとセットで楽しみたい【ボリジ】
開花期:4~7月
草丈:30~80㎝
ブルーの星形の花がかわいらしく、エディブル―フラワーとしてアイスキューブや砂糖漬けによく利用されます。ミツバチなど、受粉を助ける昆虫を呼び寄せるのでイチゴやトマトとセットで植えると、実つきや味がよくなるとか。マメコガネの飛来を防ぐともいいます。
繰り返し収穫できる西洋アサツキ【チャイブ】
開花期:5~6月
草丈:約30㎝
ハーブで親しまれているチャイブはネギの仲間(アリウム属)です。西洋アサツキとも呼ばれ、卵料理やポタージュなどに用いられます。また、特有のネギ臭によってトマトにアブラムシを寄せつけない、バラの近くに植えると黒点病を防ぐなどの効果があるとされます。
ここでご紹介したコンパニオンプランツ コンパニオンプランツとは、互いに相性のよい植物同士を近くに植えることで、病害虫の予防や生長の促進など相互作用を生かす栽培方法です。例としてバジルとトマトの組み合わせがあり、家庭菜園での自然な害虫対策として注目されています。
きれいな花を楽しみながら、植物の持つさまざまな可能性を感じてみてはいかがでしょう。
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