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雨天はやる気が出なくて当たり前。では少しでもやる気になる方法は?時田ひさ子さんがアドバイス

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佐藤ゆかり

最近お気に入りのドラマの中で主人公がやっていたことを自分に取り入れたりもします。ちょっと贅沢して高級アイスを買ってみるなど、いつもは我慢しているものを買うのも気持ちを上げるいい方法だと思います。

手芸が好きなら手芸をするなど、意識して好きなことをするのも◎。好きなことを楽しむと自然と熱中してしまいますよね。そんな時間が持てると、萎えた心が前向きになる可能性が大です。

また、心と体はつながっているので、体を動かすと心も動きやすくなります。実際「気持ちが沈んだときはジムへ。好きな音楽を聴きながらランニングマシーンで走っていると無の状態になって小さなことはどうでもよくなる」という方もいます。私は、1駅区間くらいを歩くようにしています。ウォーキング、とまでは言えませんが、気持ちを切り替えるには十分です。

「おっ!」と思うことを橋渡しにへこんだ気持ちを変える

誤解していただきたくないのは、「『安住紳一郎の日曜天国』を聴きましょう」といっているわけではありません。「新しいアイシャドーに挑戦して」とすすめているわけでも、「ジムへ行こう」と誘っているわけでもないんです。

自分は夢中になれても、他の人にとっては「つまらない」ことは多々あります。自分は面白いと感じても、他の人から見ると「何が面白いの?」とまったく理解されないこともありますよね。

つまり、楽しみは人それぞれ。

「気分を上げるためにラジオを聞かねば」「元気を取り戻すためにジムへ」ではなく、自分が楽しめることを、自分の目線で見つけていただきたいんです。

それは「おっ!」という感覚になれるものがいい。小さなことでいいんです。「おっ、なんか楽しいじゃん」「おっ、ちょっと面白い」というものをたくさん持つ。そして、やる気がでなかったり、落ち込んだりしたときはそれをしましょう。

「おっ!」という小さな楽しみが“橋渡し”になって、へこんだ心が上向きになりやすくなりますよ。

※2023年7月6日に配信した記事を再編集しています。
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