【和田秀樹さんが提言】我慢や過度の節約をしていると、感情も思考もどんどん老化する
「感情や思考の老化」の防ぎ方
周囲の目を気にしてやりたいことを我慢していると、感情や思考はどんどん老化します。
「自分の気持ちに素直に行動して生活に感動を呼び込み、心を躍動させましょう」
①若い人とつき合う
気楽で楽しいからと同年代の人とばかりおつき合いしていると、刺激の乏しい会話になってしまいがち。いろいろな世代が集まるサークルやボランティアなどに参加して、若い人たちともつき合いましょう。今風の考え方や流行している言葉、ファッションなどの知識を得ると前頭葉が活発化し、新鮮な驚きや感動が心を満たしてくれます。
②なじみの店ばかり行かない
なじみの店は出てくる料理も店の人の対応も予想できて安心ですが、その店しか行かないのは老化特有の、脳の「ひきこもり」状態。ときには、新しい店にも足を向け、脳を解放しましょう。高いわりにおいしくなくてガッカリ……そんな失敗もまた刺激になります。「失敗してもいい」という前向きな思考と行動が若々しさを保つ秘訣!
③我慢しない生活を心がける
「我慢強くてまじめで几帳面」といわれる日本人。でも、我慢や過度の節制ばかりしていては、決まり切ったルーティン思考に陥り自由な発想ができません。おしゃれでも語学でも、パソコンでも何でも、やりたいことは我慢しないで始めましょう。「周囲に笑われる」「お金がもったいない」などと言い訳していては、老け込む一方です。