記事ランキング マンガ 連載・特集

【ガーデニング】乾燥に強いスタイリッシュな植物8選。ドライガーデンがカッコいい!

公開日

更新日

光武俊子

ドライガーデンとは乾燥を好む植物をメインにした植栽です。乾燥地帯に自生する多肉植物

多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

詳細を見る
など、ユニークな姿形の植物を組み合わせ、玄関先やアプローチで視線を引きつけます。さらに、水やりの手間がなく楽しめるので、人にも環境にもやさしい庭として注目されています。

★【写真17枚】暑さに強い花★
【ガーデニング】暑くても元気でよく咲く“品種

にこだわった花”8選

ドライガーデンとはどんなもの?

近年は南アフリカやオーストラリア、中南米などの南半球に自生する植物が次々に紹介されて人気を博しています。南アフリカ原産の球根植物ケープバルブや、オーストラリア原産のユーカリをはじめとするオージープランツ、中南米原産のアガベなどの多肉植物

多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

詳細を見る
です。

これらにくわえ、園芸植物として古くから親しまれてきたラベンダーやエキナセアなど、乾燥に強い植物を中心にした植栽をドライガーデンといいます。水やりの必要がほとんどなく暑さにも強いのが特徴です。

そのため干ばつにしばしば見舞われて水やりの時間制限があるオーストラリア、アメリカの西海岸などで広まってきました。さらに近年は水の乏しい地域の節水型ガーデニングとしてゼリスケープガーデンとも呼ばれ、新たなガーデンスタイルとして注目されています。

【医師がすすめる】更年期にいいサプリメントとは? PR

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

だるい、手指がこわばる…【医師がすすめる】更年期にいいサプリメント・注目成分の「ゲニステイン」とは?

疲れやすい、手指がこわばる、汗をかきやすい……。これまで経験したことのない体調不良に戸惑う時期ですが、この時期の不調は「これって更年期?それとも単なる老化?」と判断がつきにくいものも多く、どう対処すればいいのか不安を抱える人も多数。

詳細はコチラ

多彩なスタイルをもつドライガーデン

一般的にドライガーデンといって思い浮かぶのは、茎葉に水分を蓄えて乾燥に強いアガベなどの多肉植物

多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

詳細を見る
を利用した植栽です。ブルーグレーなどの個性的な葉色や造形的な草姿を生かすとダイナミックな植栽が楽しめます。寒さで冬越し

冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

詳細を見る
が難しい地域ではコンテナで栽培して、冬は屋内に取り込んでもよいでしょう。

【ガーデニング】乾燥に強いスタイリッシュな植物8選。ドライガーデンがカッコいい!(画像3)

大型のアガベ・アメリカーナ(アオノリュウゼツラン)や紅葉したアロエ、キュリオ・レペンスなどを配した南カリフォルニアの庭

【ガーデニング】乾燥に強いスタイリッシュな植物8選。ドライガーデンがカッコいい!(画像4)

アガベやサボテンなどのコンテナ栽培

大型ではなくても、草姿や葉色の異なる多肉植物

多肉植物とは、​乾燥地帯に適応するため、葉や茎、根に水分を貯蔵する組織をもつ植物の総称です。アロエ、エケベリアなどが代表的です。​ぷっくりとした独特の形状や多様な色彩が特徴で、室内外の観賞用として人気があります。

詳細を見る
を組み合わせた植栽は、変化や動きが出せておもしろいものです。

【ガーデニング】乾燥に強いスタイリッシュな植物8選。ドライガーデンがカッコいい!(画像5)

アエオニウム・アラビカムやアロエ・ノビリス、キダチアロエ、ハツミドリ(アガベ・アッテラアタ)などの組み合わせ

【ガーデニング】乾燥に強いスタイリッシュな植物8選。ドライガーデンがカッコいい!(画像6)

ユーフォルビア・カラキアス、アエオニウム‘サンバースト’など

また、地中海沿岸地域~中東原産のラベンダーやサルビア、ゼラニウム、エリンジウム、オレガノなどのハーブ、サントリナなどのシルバーリーフ、グラス類などの乾燥に強い植物を組み合わせても、暑さに強く水やりの手間がかからないドライガーデンができます。

【ガーデニング】乾燥に強いスタイリッシュな植物8選。ドライガーデンがカッコいい!(画像7)

ラベンダー、サルビア・ネモローサ、グラスのフェスツカ・グラウカなど

これらのガーデンは斜面を利用して、水はけをよくしているものが目立ちます。乾燥に強い植物は高温多湿に弱いことが多いので、日本の暖地でドライガーデンをつくるときも、やや用土

用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

詳細を見る
を盛り上げて水はけよく植えつけるのがおすすめです。土留に流木や石などを用いると見栄えとともによいでしょう。

【ガーデニング】乾燥に強いスタイリッシュな植物8選。ドライガーデンがカッコいい!(画像8)

アガベ・ストリクタやサボテン‘栄冠玉’に、赤いカンガルーポーなど:北川村の「モネの庭」マルモッタンにて(筆者撮影)

PICK UP 編集部ピックアップ

ロゼットとは、地面に葉が放射状に広がるように生える植物の葉の形を指します。タンポポが代表的な姿です。

詳細を見る

斑入りとは、白や黄色、クリーム色など、本来の植物の色とは異なる色の模様が入っている状態のことを指します。斑入りの葉の植物は観賞価値が高く、花が咲かない季節でも楽しめますが、日差しが強すぎると、斑の部分が茶色く焼けてしまうことがあります。

詳細を見る

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

詳細を見る

原種とは、交配などで改良された植物の親や祖先にあたる種のことです。人間の手による品種改良や交配が行われていない、自然のままの状態で存在する野生種のことを指します。

詳細を見る
画面トップへ移動