【スマホの超基本操作】今さら人に聞けない「フリック入力」のやり方とは?
スマホはいろいろと忘れがちなゆうゆう世代の頼れるパートナー。使いこなせば暮らしの充実度もぐんと高まります。基本操作をおさらいして自分に適した使い道を見つけましょう。
▼こちらもおすすめ▼画面スクショ、文字を大きく……スマホ機能を使いこなせてる?スマホアドバイザー増田由紀さんが解説
お話を伺ったのは
増田由紀さん
ますだ・ゆき●スマホ活用アドバイザー。2000年に初心者向けパソコン教室「パソコムプラザ」を開講。丁寧な解説とわかりやすい教材が人気。『世界一簡単! 70歳からのスマホの使いこなし術』など著書多数。
スマホはこれからの人生の相棒
「スマホは持っているけど使いこなせないという方の多くは『使い道迷子』なのかもしれません。自分に合った使い道を見つけることこそが、スマホを使いこなす近道。この連載で日常で役に立ったり、楽しくなったりする操作方法を覚えていきましょう。そのうちぴったりの使い道が見つかるはずです」
間もなくマイナンバーカードの機能をスマホで利用できるようになり、保険証との統合が進めば、医療機関で必要なのはスマホだけに。切符やチケットも紙からデジタルへ移行しつつあります。必要に迫られてあわてないよう、今のうちから少しずつ慣れておくことが大事だと増田さんは話す。
「『もう年だから、すぐに忘れちゃうのよね』という方もいらっしゃいますが、それでいいんです。忘れるということは一度覚えたのだから、すごいこと。忘れても新しいことにチャレンジしていくことが大事。自分でできないと決めつけてしまったら、周囲からの手助けを得にくくなります。『忘れちゃうのよね、もう一回教えてくれる?』とトライするほうが前向きです。それにゆうゆう世代はいい意味で急ぐ必要がありません。いつまでに覚えなければいけないという期限もなく、自分がわかるまでゆっくり何度もやればいいのですから。使い続けるうちに、スマホが大事な相棒になっていくはずです」