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【虎に翼】寅ちゃん(伊藤沙莉)のモデル 三淵嘉子さん 誕生〜30代の半生をたどる。「真剣に生きるため」に選んだのは?

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鷹橋 忍

最高裁判所「家庭局」へ

嘉子は裁判官になることは叶いませんでしたが、同年6月(昭和22年)、司法省民事部に嘱託として採用され、民法調査室に配属されました。

翌昭和23年(1948)1月に、嘉子は最高裁判所の事務局(現在の事務総局)の民事部へ移動となります(神野潔『三淵嘉子 先駆者であり続けた女性法曹の物語』)。

昭和24年(1949)1月、家庭裁判所が全国49カ所に設立されると、嘉子は最高裁判所の中に設けられた「家庭局」に配属となります。

家庭局の局長・宇田川潤四郎は、滝藤賢一さんが演じる多岐川幸四郎のモデルでないかといわれています。

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【虎に翼】のモデル 三淵嘉子さんの後半生をたどる。愛情の深さをうかがうことができる、その選択とは?

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