【ガーデニング】常緑性のリーフプランツ【8選】で、冬の庭に彩りを!
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光武俊子
シルバーリーフを代表するリーフプランツ シロタエギク(セネシオ)
草丈:10~60㎝
一般的にはセネシオ・シネラリアの園芸品種を指すものの、タナケツム属の‘シルバーレース’などもふくめる代表的なシルバーリーフ。苗は草丈10㎝ほどですが、初夏の開花期には30~50㎝ほどにも伸びるので、切り戻して株元に出る新芽を株分けしてもよいでしょう。
カラーリーフ人気に火をつけた多彩な葉色 ヒューケラ
草丈:10~60㎝(開花時)
ツボサンゴという和名をもつように、珊瑚飾りのように美しい花を初夏に咲かせる種類もあります。けれども人気の理由は、赤やピンクからシルバーやブロンズ、黄色系まで多彩な葉色の園芸品種がそろうこと。株元が次第に木質化するので、切り戻してさし木するのも手軽にできます。
ふんわり半球状にまとまるシルバーの低木 モクビャッコウ
樹高:30~50cm
原産地が東アジアの亜熱帯~熱帯なので、今回ご紹介するなかでは寒さにやや弱いですが、関東南部以西では庭植えOK。シロタエギクと同じようなポット苗で流通しますが、低木なのでよく分枝して自然にこんもりまとまって庭の骨格に。乾燥に強く日当たりを好みます。
艶のある大きな葉が庭のアクセントに ツワブキ
草丈:30~60㎝
東北地方南部より西に自生して、黄色の斑入りなど多彩な園芸品種があります。艶のある大きな葉が目立ち、年々大株に。日脚の短くなる10~12月に、光を集めたような黄色の花を咲かせます。日陰でも育つことから地味な印象でしたが、いまは造形的な葉が人気を集めています。
寄せ植えや“霜の華”も楽しみたい
今回紹介したリーフプランツは、常緑で花よりも葉の観賞価値が高いもの。冬には寒さや乾燥で葉が傷むこともありますが、冬枯れた庭やベランダに彩りを添えてくれます。霜が降りても葉の輪郭や葉脈を美しく際立て「霜の華」と呼ばれる美しさを見せるものもあります。
また、咲く花の少ない季節では、寄せ植えにも重宝です。グリーンの葉は反対色の赤い花や実ものによく映え、シルバーは赤やピンクの花を引き立てます。クリスマスやお正月というイベントを飾る素材としても、リーフプランツに注目してはいかがでしょう。
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