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1日たった3回でOK!「認知症を防ぐ3つの運動」とは?

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ゆうゆう編集部

「運動は認知症予防に欠かせない生活習慣です」と話すのは認知症協会代表理事・山根一彦さん。では、どんな運動がいいのでしょうか? 今回は、3つの簡単な運動を教えていただきました。

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お話を伺ったのは
山根一彦さん 認知症協会代表理事

やまね・かずひこ●医学博士。一般社団法人認知症協会代表理事。
認知症カウンセラーとして認知症予防出張講演や介護施設での食事指導、認知症専門人材の育成、教材開発を行う他、YouTube配信も。
『マンガでわかる 医学博士がすすめる 認知症にならない最高の習慣』(新潮社)など監修書、著書多数。

『OK食材、NG食材もズバリ! 認知症を防ぐ最高の食べ方』
1650円/KADOKAWA

毎日簡単に続けられる! 認知症予防におすすめの3つの運動

山根さんがすすめる、誰でも短時間で簡単にできる運動をご紹介。ストレスフリーで前向きに取り組みながら筋肉を刺激し、脳を活性化させましょう。

ポジティブな習慣で体の変化を感じましょう

「運動は前向きに習慣化することが大切です。ストレスは脳の大敵。できることから始めて、『毎日、運動できている』ことを実感し、自信をつけましょう。紹介する3つの運動は、誰もがやっている当たり前のことです。何も考えずに行っても刺激はほぼないので、体や筋肉の動きを意識しましょう。“意識性の原則”により『ここを刺激している』と意識するだけで、効果がぐんと高まります。短い時間でも毎日、意識して運動をすると、体の変化を客観的に感じられるでしょう。変化を楽しみながら続けてくださいね」

脳を鍛える運動のコツ

①毎日取り組む
②意識して取り組む
③体の状態を確認する

運動① 【深呼吸】朝・昼・夜、1日3回を日課にしましょう

「加齢やストレスで背中が丸くなると、胸が閉じて息をおなかまで落とせないため呼吸が浅くなって、脳にダメージを及ぼします。深呼吸を運動だと意識して取り組んでみましょう。深い呼吸は全身の血流をよくして、血圧を下げます。深呼吸して疲れを感じる方も、パワーがみなぎる方も、それぞれに変化を感じてください。ただし、呼吸に集中しすぎると過呼吸や動悸を招くこともあるので、やりすぎは厳禁。自然のサイクルでリズムよく深く呼吸してみましょう」

①少し強めに息を吐き、おなかがぷるぷる震えるぐらいまで出し切る。息は止めないよう注意。

【Point】いつもより呼吸を深くする感覚で行いましょう。

②軽く口を閉じて、鼻から空気を吸い、肩と胸が上がるぐらいまで肺に空気を満たす。

③口から息を吐き出す。①〜③を3回繰り返す。起床後、日中、寝る前の1日3回を習慣に。

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