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【ガーデニング】春の寄せ植えはパンジー&ビオラから。初心者でも手軽に!

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光武俊子

次に注目したいのは花の大きさ

色の次に注目していただきたいのは花のサイズです。パンジーとビオラは同じ花のサイズが異なるもの(パンジーが花径4㎝以上)で、パンジーだけを寄せ植えするよりサイズ違いのビオラを混ぜると、変化が生まれアクセントになります。

園芸の仕事を始めた当初、ある園芸研究家の方に教えていただいた「デザインは変化と調和です」という言葉は、寄せ植えをはじめとするあらゆるデザインに当てはまると感じています。同系色の花ならサイズ違いで変化をつけて組み合わせ、似たサイズの花なら反対色で変化をつけてみませんか。

【ガーデニング】春の寄せ植えはパンジー&ビオラから。初心者でも手軽に!(画像5)

ピンク系のペチュニアとバーベナ、白のブラキカム

上の写真はペチュニアとバーベナが同系色の「調和」と、大きさの違いによる「変化」をつけて美しいハーモニーを見せています。くわえて白のブラキカムが中間サイズで、2種の花をつないでいます。白はどんな花ともなじみやすい重宝な色! 寄せ植えに大活躍します。

春の寄せ植えで「花色」と「花の大きさ」を組み合わせてみたら、次回は草丈に注目してみましょう! 草丈の組み合わせができると、寄せ植えがぐっとスケールアップします。お楽しみに!

【ガーデニング】春の寄せ植えはパンジー&ビオラから。初心者でも手軽に!(画像6)

ミニスイセン、プリムラ、ミオソティス、宿根アリッサムの寄せ植え

▼2024年3月20日に配信した記事を再編集しています▼

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植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

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寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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花弁とは、一般に「花びら」と呼ばれる部分で、花の中でも最も視覚的に目立つ構造です。昆虫を引き寄せるための鮮やかな色や形、香りを備えており、園芸植物ではこの花弁の特徴が観賞価値に直結します。八重咲きや一重咲きの違いも花弁の枚数に関係しており、育種や品種改良ではこの部分の改良が重点的に行われます。雨や暑さで傷みやすいため、花弁の丈夫さもガーデナーには重要なポイントです。

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