園芸研究家【吉谷桂子さん】暑さを避けながら植物とともに暮らすお宅を拝見|真似したい! 初夏の快適インテリア
家の中でも外でもグリーンのある生活を
ワントーンでまとめ、涼しさを演出
リビングからつながるダイニングキッチンは、グリーンを基調としたインテリアが印象的。
「私はインテリアデザインに関して『インサイドアウト、アウトサイドイン』という考え方をしています。これは、外のグリーンと家の中のグリーンをつなげると広がりが感じられるというイギリス式の考え。だからキッチンの壁紙にもグリーンを使っているんです。インテリアにグリーンを多く使うことで外の世界観を家の中に取り込み、テーブルと椅子をテラスに置くことで家の中の世界観を外に反映させています」
グリーンに限らず、インテリアでは色がもたらす効果が大きい、と吉谷さん。
「色だけで部屋の雰囲気が大きく変わるし、涼感も演出できます。涼しげに見せたい、居心地のよい部屋にしたいなら、ある程度、色を絞るのがポイントだと思います」
その信条はインテリアだけでなくファッションにも。
「洋服のコーディネートをどうしようかと迷ったら、私はワントーンでまとめます。気持ちが落ち着くし、夏は涼しげに見えますから」
※この記事は「ゆうゆう」2024年6月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。
撮影/柴田和宣(主婦の友社) 取材・文/本木頼子
▼※2024年5月21日に配信した記事を再編集しています▼
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