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【ガーデニング】秋までたくさんの花が次々と咲く! 吉谷桂子さんの「ペチュニア」の寄せ植え

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園芸ガイド編集部

カラフルな花の苗が店頭にたくさん出回るこの時期。長く楽しめて生活に彩りを与えてくれる寄せ植え

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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を作ってみませんか? ここでは英国園芸研究家の吉谷桂子さんに、ペチュニアを主役とした寄せ植え

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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を教えていただきました。

>>【ガーデニング】どんな花でも素敵に見える鉢は? 吉谷桂子さんの寄せ植えQ&A

【ペチュニア】とは?

●ナス科● 一年草

一年草とは、発芽から開花、結実、枯死までのライフサイクルを1年以内で終える植物のことです。春にタネをまいて夏から秋に花を咲かせる「春まき一年草」と、秋にタネをまいて翌春から初夏に開花する「秋まき一年草」に分類されます。代表的な春まき一年草には、ヒマワリやコスモスがあります。短期間で生長し、華やかな花を楽しめるのが特徴です。

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・半耐寒性多年草

多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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春から秋までたくさんの花が咲くペチュニア。耐暑性もありますが、美しく保つポイントがいくつかあります。元肥

元肥とは、植物を植える前や植えつけ時に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。追肥とあわせて行うと元気に育ちます。

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が十分に入った水はけのよい土に植える、大きめのコンテナを使用、日当たりと風通しのよい場所で栽培。ここまでが基本の仕込みで、その後は週に1回以上の薄い液肥で追肥

追肥とは、植物の生育期間中に追加で施す肥料のことです。​元肥だけでは不足しがちな栄養分を補い、植物の健全な生長を図ります。​

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、マメな花がら摘み

花がら摘みとは、咲き終わった花(花がら)をこまめに取り除く作業のことです。見た目をきれいに保つだけでなく、新しい花を咲かせやすくし、病気の予防にもなります。

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と、マメな切り戻し

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

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がお約束! 

ひとつの茎を切り戻せば1週間ほどで倍の茎が分岐します。「ざっくりと切り戻し

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

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」もよいのですが、株の中心から茎をすくようにマメに切り戻し

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を途中で切り詰める作業で、植物の形を整えたり、次の花や芽の発生を促す目的で行います。開花後に行うことが多く、風通しをよくし、病害虫の予防にもつながります。

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てもよいでしょう。

ペチュニアの寄せ植え

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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は、複雑に詰め込まず、シンプルに植えるのがおすすめ。生育が旺盛で茎を早く広げる分、根も早く張るので、ひと夏で十分に根の広がる大きめのコンテナで、ゆったりとたっぷりの花を咲かせたほうが美しさが長もちするでしょう。

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ペチュニアの寄せ植え① 白花の涼やかな表情を満喫できる組み合わせ

線と面の葉ものに花というシンプルな組み合わせで、涼しげな色彩にしています。

春から夏に向けて楽しむ寄せ植え

寄せ植えとは、複数の植物を1つの鉢やプランターにまとめて植えることです。花の色や形、高さのバランスを考えることで、美しいアレンジが楽しめます。同じ環境を好む植物同士を組み合わせるのがコツです。季節ごとに植え替えれば、年間を通じて楽しめる人気のスタイルです。

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は、見た目はすっきり、メンテナンスをラクにすることが基本です。このコンテナも丈夫な植物を使っているので、ペチュニアの花がら摘み

花がら摘みとは、咲き終わった花(花がら)をこまめに取り除く作業のことです。見た目をきれいに保つだけでなく、新しい花を咲かせやすくし、病気の予防にもなります。

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以外はほとんど手間がかかりません。

ただし、ペチュニアは伸びたら半分ほどに剪定

剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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して枝をふやし、花が終わったら銅葉のベゴニアなどに植えかえ、葉ものはこのまま利用できます。

苗の配置図

A:ペチュニア
B:ディアネラ ‘リトルレブ’
C:ヒューケラ

バスケットの大きさ/直径28㎝、高さ16㎝

ペチュニアの寄せ植え② 同系色のコンテナで印象的な花色をより盛り上げて

‘サフィニア レッド’のみごとな花色を、同系色の小花と赤いバッグで盛り上げてみました。動きの出せるリーフをU字ピンで誘引

誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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して、こんもりするペチュニアを表情豊かに仕立てています。

ペチュニアは、雨に当たると花びらが傷むこともあるので、軽くて持ち運びやすいコンテナに植えると便利です。ここで使っているのはポリエチレン製バッグ。底にキリなどで排水用の穴を数カ所あけて、底に鉢底石

鉢底石とは、鉢植えの一番下に敷く軽石などの石のことで、水はけをよくするために使います。鉢の中に水がたまりすぎると根腐れの原因になるため、鉢底石で排水性を高めることが重要です。再利用が可能なので、キッチン用の水切りネットなどに入れて使用すると便利です。

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を敷き詰めてから植えつけています。



苗の配置図

A:ペチュニア ‘サフィニア レッド’
B:バーベナ
C:ヘリクリサム・ペティオラレ
D:アイビー

コンテナの大きさ/30㎝×13㎝、高さ22㎝

撮影/川部米応

※この記事は『吉谷桂子のガーデニングワールド』吉谷桂子著(主婦の友社)、「園芸ガイド」2013年夏号(主婦の友社)の記事を、WEB用に再編集したものです。

▼※2024年5月2日に配信した記事を再編集しています▼

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監修者
吉谷桂子

英国園芸研究家

吉谷桂子

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。

英国園芸研究家、ガーデン&プロダクトデザイナー。英国暮らしの経験を生かしたガーデンライフを提案。「中之条ガーデンズ」「はままつフラワーパーク」など各地の庭を手がけ、また、ガーデニングプロダクトの企画、デザインも行っている。『花の楽しみ 育て方飾り方』(主婦の友社)など著書多数。

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