パックごと冷蔵庫に入れてない?【ミニトマト】が長もちする保存法
ミニトマトを冷蔵庫に常備しておくと重宝します。でも、うっかり忘れて日が経ってしまうと、ぷよぷよになって残念なことに……。おいしさをキープしながらミニトマトを長もちさせるコツを、料理研究家の沼津りえさんに伺いましょう。
▼こちらもどうぞ▼
>>【きゅうりの保存方法】を徹底解説!常温・冷蔵・冷凍で長持ちさせるコツと簡単レシピ冷蔵保存
冷凍方法
ミニトマトはパックごと冷凍すると状態が悪くなるので、冷蔵の場合と同様に、洗って水けをとり、冷凍用保存袋に入れて冷凍を。味が凝縮され、さらにおいしくなります。へたをとると水分やうまみが抜けてしまうので、つけたまま保存するのがポイント。
解凍方法
へたつきのまま洗い、水けをとったあとに、へたをとり除きます。冷凍したものは人数に合わせて手軽に分量を調整しながら使用しましょう。
解凍すると水っぽくなり、おいしさが激減するので、半解凍で食べるのがおすすめ。解凍せず、そのまま調理すると、さらにおいしく食べられます。
栄養価アップ! ドライトマトの作り方
ミニトマトは手軽に干せて、ビタミンC・Eの栄養価が倍以上アップし、甘みも増します。
へたをとって、半分にカットし、種をスプーンなどでとり除きます。キッチンペーパーで水分をふきとり、塩(7〜8個につき小さじ1程度)を振ります。それを天日で2日ほど干して完成。
ただし、干しっぱなしは厳禁。夕方になったら必ず部屋に入れましょう。または140度のオーブンで40分〜1時間ほど焼けば完成です。
ドライトマトは味が凝縮して甘みが増すため、そのままデザート感覚で。ドライトマトのチャーハンも絶品。食感と酸味と甘みが絶妙です!
ミニトマトのピクルス
材料と作り方(作りやすい分量)
①ミニトマト(赤・黄)各8個はへたをとり、熱湯に15秒ほどつけ、冷水にとって皮をむく。
②小なべに基本のピクルス液※とカラフルペッパー小さじ1を入れて火にかける。
③沸騰したら火を止め、冷めたら①を入れる。
④保存容器に移し入れ、冷蔵室で半日以上おく。
冷蔵で保存期間は1週間です。
※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。
▼あわせて読みたい▼
>>【ししとうがらし】の保存方法。冷蔵・冷凍で鮮度を長持ちさせる秘訣 >>シナシナしない【しそ】の保存方法。買ってきたときよりみずみずしくなるコツとは? >>トレーのまま冷蔵庫に入れてない?【鶏肉】の鮮度を保つ正しい保存方法
食品長持ち保存術
沼津りえ著
主婦の友社刊
せっかく買った食品はできるだけ長持ちさせたいもの。料理研究家・沼津りえさんがさまざまな方法を試してたどり着いた、ムダを出さずに最後までおいしく食べきるための食材の保存方法をまとめました。
※詳細は以下のボタンへ