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【ホジュン】理不尽なピンチが降りかかる大長編…ついに最終話へ!60〜68話[韓国ドラマ】医女イェジン再登場の真意は?

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藤岡眞澄

ドジはジュンを裏切るのでは、と胸に募るヒヤヒヤ感!

王が妃を亡くして数年後、朝廷では直系男児を待ち望む新たな妃選びが始まり、ジュンは御医として立ち会うことになる。

王妃の決定、想像妊娠、懐妊、王子誕生……。その度ごとに、保身に狂奔する重臣に、自分の味方につくよう説得されるジュン。だが、「医術を政治には利用できません」と決して与しない。

そこで、業を煮やした重臣がドジに「ジュンを陥れ、御医になるチャンスだ」と悪魔の囁きを持ちかける。

ひょっとしてドジはまだジュンに対抗心を燃やしているのでは、ジュンを裏切るのでは、と胸に募るヒヤヒヤ感。だが、ドジのジュンへのリスペクトはもはや揺るがなかった。

医者としての技量も人間性もジュンにはかなわない、と“負け”を認めた潔いドジがそこにはいた。内医院でジュンとドジは、『東医宝鑑』の完成を目指す良きバディとなっていた。

そして、「医書の編纂さえなければ、今すぐにでも御医の座を辞したい」と考え始めたジュンに、決定的瞬間が訪れる。

世子の光海君派と嫡男の永昌大君派に二分する重臣。死期が近づいた王は「世子に跡継ぎを」という王命書を残すが、それを握り潰そうとする奸計を知ったジュンは、宮廷に愛想を尽かす。

しかも、王の死を防げなかった御医は斬首に処す、という理不尽な掟に殉ずる覚悟したジュン。だが、新王・光海君は流刑を命じ、ジュンは流刑先でついに『東医宝鑑』を完成させる。

まともな治療を受けられず、無残に命を落としていった民を思い、そんな民を救いたい一心で進めた医書編纂。ジュンは「人生を賭けた大仕事」を成し遂げた。

その手柄で漢陽に呼び戻されるジュンだが、内医院を辞し、師ウィテが営んでいた山陰のユ医院に戻って町医者として余生を過ごすことを選ぶ。ジュンは師との大切な約束も守ろうとした。

その傍らには妻ダヒと母、そして苦楽をともにしたたくさんの仲間たちの姿があった。

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