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【 和田秀樹さんが解説】幸せな老後のために「脳の変化対応力」を鍛える6つの生活習慣とは?

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ゆうゆう編集部

④新作映画を観る、新しい曲を聴く・歌う

若い頃は新作映画が公開されるたびに映画館へ行ったのに、今は動画配信サービスなどで昔観た懐かしい映画しか見ない─これもまた脳の「老化現象」による行動。映画でも音楽でも、前頭葉は見たことがないもの、聴いたことがないものに反応します。映画を観るなら封切り映画館で話題の新作を、カラオケで歌うなら話題の新曲を選んで。

⑤失敗の可能性があることもやってみる

脳の若さを保つには、興味をもったら「行動に移す」ことが重要。失敗を恐れたり、面倒くさがったりして何もしないでいると、せっかくの好奇心を生かせないまま前頭葉が老け込みます。結果がわからないからこそ、前頭葉は刺激されるので、新しい趣味や服、新作コスメなどにトライを。たとえ失敗しても、前頭葉を鍛えるチャンスと考えて。

⑥愚痴を言わない

「年をとると愚痴っぽくなる」とよくいわれます。これは前頭葉の老化で問題対応能力が落ちてイヤなことが解決できず、受け入れることもできないジレンマが原因。まず、愚痴は言わない習慣をつけましょう。そのうえで、考える習慣をつけ、前頭葉をフルに働かせば、創意工夫が生まれて問題解決能力も自然に向上します。

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※この記事は「ゆうゆう」2023年2月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

▼※2024年7月19日に配信した記事を再編集しています▼

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