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旬の【トマト】を無駄なく使い切る!保存方法/冷凍トマトのアレンジレシピ

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沼津りえ

旬のトマトがたくさん手に入ったら、傷まないように保存して、おいしく食べ切りたいですね。すぐに食べない場合は、トマトは冷凍保存がおすすめ。ソースにして冷凍したり、冷凍のまますりおろすドレッシングなど、トマトの特性を生かした保存法を、料理研究家の沼津りえさんに教わります。

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冷蔵保存

ポリ袋に入れて冷蔵を。冷蔵の保存期間の目安は10日間。トマトをつぶさないように気をつけながらできるだけ空気を抜いたら、口をしっかりとしばります。

冷凍保存

ポリ袋に入れて冷凍保存します。冷蔵保存の場合と同じです。

冷凍保存期間の目安は1カ月。冷凍したトマトは味が凝縮されて美味! トマトに含まれるうまみ成分グルタミン酸、アスパラギン酸は、冷凍することで質が高まるため、よりおいしく食べられます。

冷凍して皮ごと調理すると、皮が気になりません。冷凍は酸味がやわらぐため、ソースや煮込みにも向きます。

つぶしてソースにして冷凍保存

へたをとり、ポリ袋に入れ、袋の上から手で押しつぶします。お好みでバジルなどを加えて冷凍するのもおすすめ。砂糖を加えて凍らせれば、トマトのシャーベットが手軽にできます。保存期間は1カ月が目安。

解凍方法

冷凍したトマトを水に30秒〜1分つけると手で簡単に皮がむけます。そのまま室温においておくと、水とともにトマトの汁がしみ出て、味が抜けてしまうので注意。皮をむいたら、すぐにいため物や煮物などの料理に使いましょう。

皮ごとすりおろして冷凍トマトをドレッシングに

ドレッシングに使用する際は、冷凍トマトを皮ごとすりおろして、油、酢、塩、こしょうと合わせるだけで、華やかな色のトマトドレッシングができます。カルパッチョや生野菜、カツ、ムニエルのソースなど使い方はいろいろです。

冷凍トマトで、トマトクリーミーリゾット

材料と作り方(1〜2人分)
①フライパンににんにくのみじん切り小さじ1/2、オリーブ油小さじ1を入れ、弱火にかける。
②にんにくの香りが立ってきたら細切りしたベーコン1枚分を加え、いためる。
③冷凍トマト1個を4等分にして加え、つぶしながらいためる。
④ごはん茶わんに軽く1杯分をさっと洗い、牛乳1/2〜3/4カップ(生クリームでも)とともに加え、水分がとぶまで煮る。
⑤粉チーズ小さじ2を加え、塩、こしょう各少々で味をととのえる。

※この記事は『食品長持ち保存術』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。

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