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450万円の田舎の一軒家は「安泰ではなかった…」58歳、団地で再出発。田舎暮らしの失敗から得たもの

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ゆうゆう編集部

「やめたこと」は何ですか?

年齢を受け入れたことでメイクもおしゃれも「過剰」をやめました

「40代のときにあわてまくって、アイクリームを買ったりレーザーを当てに行ったりしたんです。でも最近は年齢を受け入れ、過剰なケアはやめました」。

基礎化粧品は低刺激のもの中心にして、ファンデは使わず下地のみに。マスク必須だった時期に着脱の邪魔だったピアスをやめ、山ほどあったものを全部手放した。

無理な人づき合いや八方美人をやめて毎日を心おだやかに

ヘルプデスク職に就いていた時期が長く、「頼みを聞いてあげることが当然になっていた」とまめ子さん。

もともと世話好きなものの、年を重ねるにつれて考えが合わなくなってきた友人もちらほら。ストレスを感じるようなおつき合いはやめて、親世代がメインだった親戚づき合いも今後は縮小していく予定。

カフェで隣の人からの香害を体験。市販の柔軟剤をやめて手作りするように

楽しみにしていたお店でのランチ中、隣の席から外国製と思われる柔軟剤の強烈な香りがして具合が悪くなってしまったまめ子さん。以来、人工的な香りが気になるようになり、柔軟剤はネットを参考に手作りしている。

「干すときに感じていたぬめり感がなくなり、サラッと仕上がります」

「手放したもの」は何ですか?

着なくなった外出着は部屋着にならないと気づいて7袋分の衣類を処分!

ストレス発散で買い物に走り、通勤用の服が大量にあった以前。在宅ワークになっても部屋着にしようとため込んでいたが、「部屋着の条件はやっぱりラクなこと。気に入るものをちゃんと新調して、45リットル×7袋分の通勤服を処分しました」

「 これでいいや」と買った家具は結局気に入らず処分することに……

丸テーブルは「島忠」、収納棚は「ニトリ」で買い替えたお気に入り。前の住まいで安易に選んだテーブルは仕事中に体が痛くなり、100円ショップのケースを並べていたスチールラックはどこに何があるかわからないのが不満で処分。

▼後編では、「一戸建てから団地へ移った」今の暮らしについてうかがいました。▼

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撮影/土屋哲朗 取材・文/志賀朝子

※この記事は「ゆうゆう」2025年6月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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