花が美しいだけじゃない!ローズヒップも楽しめるバラの種類と育て方のコツ【ガーデニング】
ほかには、マリーアントワネットの肖像画に描かれているロサ・ケンティフォリアも。
花弁が多いロゼット咲きの優雅な趣のバラですが、オレンジ色の大きめの卵型の実をつけます。
バレリーナは四季咲きのモダンシュラブですが、実も観賞用に適します。
せっかくの四季咲きなので花がら切りは行いますが、ローズヒップ用の数枝は切らずに残しておくと両方が楽しめてお得な気分です。
ローズヒップのいろいろな利用法
ローズヒップのついた枝は適当な長さに切り、枯葉を除いてフラワーアレンジやリース作りに活用できます。
きれいな枝は早めに切り、クリスマスやお正月のアレンジ用にドライにしておくのもいいですね。
枝を数本まとめてリボンで下部を結わえ、逆さにして吊るしても素敵ですし、手持ちのポプリに加えると秋冬の雰囲気が生まれます。
また、ローズヒップは甘酸っぱくてビタミンCが豊富、抗酸化作用にすぐれ、美肌や老化防止の効果があると言われます。
かたい皮をナイフで割り、中のタネをスプーンでとり除き、よく洗ってから細かく砕いて使いますが、食用になる部分はわずかで実の内外に細かいとげがあるので注意してください。
そのままでも食べられますが、紅茶とともに熱湯を注いでローズヒップティーに利用するとおいしくいただけます。
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