春のガーデニング|ポット苗で楽しむチューリップやムスカリなど、おすすめ球根植物[8選]
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光武俊子
春にはかわいらしい球根の花が色とりどりに咲きます。これらは本来、秋に植えつけた球根が冬の寒さを経て開花するものです。が、近年は生産者が秋に植えつけて芽を出させた球根のポット苗が多彩に流通しています。ポット苗から開花が楽しめる春の球根植物を紹介します。
ポット苗から咲かせる球根植物とは
春に咲くチューリップやムスカリの球根を秋に植え忘れてしまっても、近年は芽の出た球根が春にポット苗で販売されます。いわゆる「芽出し球根」は冬の寒さに当てて栽培し、もう花芽が伸び出る直前の状態。好みのコンテナ(容器)ですぐに咲かせられます。
春に咲く球根植物は寒さに強いものばかり、寒冷地でなければ戸外に置いて花が咲きます。室内で楽しみたい場合は、暖房の効いていない廊下などの日ざしが当たる窓辺で育てましょう。日照不足だとひょろひょろ育ち、花が咲きにくくなりがちなので気をつけて。
ポット苗で出回る春の球根植物8選
原種にも注目したい春の主役【チューリップ】
開花期:3月下旬~5月上旬(品種による)
草丈:10~40cm
チューリップは多くの園芸品種があり、品種によって開花時期が異なります。早咲きから遅咲きまでの品種をそろえると1カ月以上も花が楽しめますが、1球の開花期間は1週間~10日間と短めです。また、園芸品種の球根は翌年も咲かせることが難しいのに対し、シルベストリスなどの原種系は庭植えでは翌年も開花することが多いので、注目してみましょう。
何年も繰り返しよく咲く【ムスカリ】
開花期:3~5月
草丈:10~20㎝
壺形の花をブドウの房のように集めて咲きます。小型の球根植物ですが、小さな球根からいくつも花茎を立ちあげて長期間開花。鉢植えでも花壇の縁取りにも使いやすくて人気です。鉢に植えっぱなしでも繰り返し何年も咲いてコスパがよく、近年はピンクなどの花色や原種系も登場しています。
星形の花が次々に開花【ハナニラ(アイフェイオン)】
開花期:2~4月(種によって11~12月も)
草丈:15~25㎝
ハナニラという名前どおり葉にはネギ科独特の臭いがありますが、星形の花をパッチリ開くさまはかわいらしいものです。生垣の下草や敷石回りなどに植えっぱなしにしても、毎年よく開花してくれるのも嬉しいところ。よく流通するユニフロルムには薄紫色やピンクがあります。
鉢植えにはミニタイプがおすすめ【スイセン】
開花期:11月下旬~4月(品種による)
草丈:15~50㎝
スイセンは地中海沿岸地域を中心に30種ほどの原種があります。早咲きの房咲きスイセンや遅咲きのラッパズイセンなど、多彩なタイプがあるため、コレクションすると晩秋から春まで咲かせられます。なかでもコンパクトな草丈の‛テータテート’は人気の園芸品種で、寄せ植えなどに使いやすくて重宝です。
