記事ランキング マンガ 連載・特集

「完璧な商品なんかない!」では買い物の満足度を最大限アップするには?【マンガでわかる 家電買い替えあるある#5】

公開日

更新日

中島美鈴

膨大な可能性の中からひとつに絞って決めるには?

進くんが洗濯機を買うまでの意思決定のプロセス、いかがでしたか? 共感する部分があるという人も多いのではないでしょうか。

意思決定で迷う代表例が、いくつもの候補の中から条件を絞ってひとつに決めるという決断です。何かを購入する場合だけでなく、忘年会のお店選び、引っ越し先のマンション決め、入社(転職)する企業を選ぶとき、子どもの進学先や塾選びなどもこれにあたります。

まず大切なのは、安易に即決するのは避けるべきだということ。「第一印象がよかった」「なんとなく気に入った」で飛びつくのではなく、「情報収集したかな?」「選択肢はほかにない?」とわが身に問いかけてください。

なかには進くんのように、ちゃ んと情報収集しているにもかかわらず、その途中で「めんどうだから決めちゃえ!」になる場合もあります。それは情報収集の仕方がまちがっているから。情報におぼれてしまうと途中で投げ出してしまいたくなります。自分なりの「枠」を決めてから情報収集しましょう。

しっかり調べても、完璧な決断というのは難しいものです。「ここはいいけど、ここはイマイチ」がありつつも、最終的にはひとつに絞らなくてはいけません。そのときにカギになるのが......実は「第一印象がよかった」や「なんとなく気に入った」であることも少なくありません。「えぇ? さっきそれはダメって言ったじゃん!」と思うかもしれませんが、熟慮したうえでの「なんとなく」は、実は正解であることも少なくないのです。

Point
● ひとつの情報や思いつきで安易に決めてしまわない。
● 情報を集めることは大事だが、情報におぼれてはいけない。
● 先に大枠を決め、条件別に整理していく。
● 完璧な決断はない。時間は有限、悩みすぎない。

▼前の話はコチラ▼

>>多すぎる情報でもう迷わない!「決められる人」になる4つのコツとは?【マンガでわかる 家電買い替えあるある#4】

▼あわせて読みたい▼

>>決められないのは優柔不断だからじゃない!家電選びのストレスを救う方法【マンガでわかる 家電買い替えあるある#3】 >>【マンガでわかる 家電買い替えあるある#2】調べすぎて決まらない。でも調べないと不安。どう付き合う? >>「選択肢が多すぎて家電が選べない!」ネット検索で夜更かしする人が「決められる人になる」方法とは?【マンガでわかる 家電買い替えあるある#1】

※この記事は『マンガで挑戦 とっちらかった頭の中を整理して決められる人になる』中島美鈴著/あらいぴろよ マンガ・イラスト(主婦の友社刊)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

マンガで挑戦 とっちらかった頭の中を整理して決められる人になる

中島美鈴(著)/あらいぴろよ(マンガ・イラスト)
主婦の友社(刊)

いつも頭の中がとっちらかっている人。決められなくて、なんとなくモヤモヤしている人へ。生きていくために必要なのに、学校では教えてくれない、「決めること」=「意思決定法」がわかる1冊。
※詳細は以下のボタンへ

画面トップへ移動