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50代料理家の不調を救った「ブレインフード」とは?藤井恵さんの「台湾風蒸しオムレツ」

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藤井 恵

脳を健やかに、毎日をいきいき過ごすために——。いま、どんな食事を選ぶかが注目されています。料理研究家・藤井恵さんが提案する「脳を元気にするごはん」のルールをまとめた新刊『藤井恵さんのとことん脳にいいごはん』(世界文化社)が話題に。今回はその中から、ビタミン豊富な良質たんぱく質を脳にチャージ!「台湾風蒸しオムレツ」のレシピをご紹介します。

脳の健康を守る「ブレインフード」をとりましょう

料理研究家の藤井恵さんは、50代に差し掛かったころからさまざまな不調に悩まされるようになり、体質改善のためにはじめたのが「腸活」でした。

「食物繊維や発酵食品中心の食事をたっぷりとるように心がけたところ、腸内環境が整ったのか、体もすこぶる快調に。“腸は第二の脳”ともいわれ、食事で体質改善できることを実感した私は、年齢的にも気になっていた物忘れや集中力低下を防ぐ食事を研究するため、ブレインフードに着目しました。

ブレインフードとは、脳の働きを助ける食材のこと。青魚や抗酸化成分豊富な野菜類、ナッツ類などがその代表です。

エネルギー消費量の多い脳は栄養の影響を受けやすい臓器ですから、これらを日常的に取り入れることで、脳は疲れにくく、冴えた状態を維持しやすくなるでしょう。食事は脳を元気にする大切な土台なのです」

今回は、藤井さんが提案するブレインフードから、「台湾風蒸しオムレツ」のレシピをお届けします。

【卵レシピ】台湾風蒸しオムレツ

ビタミン豊富な良質たんぱく質をチャージ

牡蠣入りのぜいたくオムレツは台湾の定番料理。
不足しがちな亜鉛やマグネシウムが補えます。

材料(2人分)

卵 … 4個
塩・こしょう … 各少々
牡蠣(塩分濃度3%の塩水でふり洗いして水気をきる) … 100g
ニラ(3㎝長さに切る) … ½束
A トマトケチャップ … 大さじ2
A しょうゆ … 小さじ½
A 豆板醤 … 小さじ½
A おろしにんにく … 小さじ⅓
A 水 … 大さじ1
A 片栗粉 … 小さじ½

作り方

❶卵は塩、こしょうを加えて溶きほぐす。
❷器(耐熱性)に牡蠣、ニラを入れ、①を注ぎ入れる。
❸蒸気の上がったセイロに②を入れ、5~6分蒸す。
❹小鍋にAを入れて火にかけ、煮立ったら混ぜながらとろみをつける。
❺③に④をかける。

50代料理家の不調を救った「ブレインフード」とは?藤井恵さんの「台湾風蒸しオムレツ」(画像2)

できあがり!

撮影:福尾美雪

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※この記事は『藤井恵さんのとことん脳にいいごはん』藤井恵著(世界文化社刊)をウェブ掲載用に再編集したものです。

藤井恵さんのとことん脳にいいごはん

藤井 恵(著)、内野 勝行(監修)
世界文化社(刊)
「いつまでも冴えわたった脳で新しい料理のアイデアを出し続けたい」。人気料理研究家・藤井恵さんがたどり着いたのが、"脳活ごはん"。脳にいい食材を使って、脳にいい調理法で作る、一冊丸ごとブレインフードの本です。
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