【ガーデニングQ&A】キュウリの花が散ってしまい、実つきが悪い。収穫量を増やすには?
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園芸ガイド編集部
植物を育てていくうえで、わからないことや悩んでいることはありませんか? ここでは、読者の皆さんから寄せられたガーデニングにまつわる疑問や質問、お困りごとに、園芸研究家の船越亮二さんが回答します。今回のテーマは「キュウリ」です。
Q キュウリをたくさん収穫したい
毎年キュウリを栽培していますが、つるが伸び出して収穫が始まると、葉がだんだん白っぽくなり、その後黄色くなって、花が散ってしまい、収穫量も少ないです。薬剤はあまり使いたくないのですが、じょうずに栽培する方法を知りたいです。(茨城県潮来市 75歳)
A 夏の間はとにかく枝の茂りぐあいを見きわめて。元気のよいつるを伸ばすために、状況により化成肥料の追肥を
夏の野菜としてトマト、ナス、キュウリの3種が代表としてあげられていますが、近年は施設園芸の普及により、一年中スーパーマーケットなどに並び、季節感が薄れてしまったように感じられています。
このように一年中店先に並ぶキュウリはさぞかし簡単に作れるのかと思い、ホームセンターで苗を購入してたくさんのキュウリの収獲を頭に描きながら育て始めてはみたものの、うどんこ病やウリハムシなどの被害にあうことがあります。
これらの病害虫に対しては薬剤の使用が必要といえます。ウリハムシはわりあいに大きな幼虫なので、捕殺ということも考えられますが、葉に白い粉をかけたようなうどんこ病などは完全に防除するのは無理であり薬剤に頼るしかありません。
ホームセンターの野菜苗売り場には種子から育てた「実生苗(みしょうなえ)」とカボチャを台木にした「接ぎ木苗(つぎきなえ)」が売られています。
はじめてキュウリを植える場所なら実生苗でもよいのですが、前年にキュウリやウリ、メロン、スイカ、ニガウリなどのウリ科の植物を植えたことのある場所でしたら接ぎ木苗を使うことをおすすめします。
しかし、いくら土壌改良をして接ぎ木苗を植えても害虫や病気を防ぐことはできず、薬剤を使わざるをえないこともあります。害虫についてはハエとりテープのようなもので捕殺をして薬剤の使用を極力減らしていく方法をとっていくとともに、追肥によって樹勢を保っていくことも大切で、そのような手入れをしていくとよいでしょう。
このように苗を植えつけ、元気なつるの茂りぐあいなどをよく観察してください。夏いっぱいは枝の状態を見きわめ、夏の間元気のよいつるを伸ばせるよう、化成肥料の追肥によって枝を出していくことも大事です。
キュウリの育て方
キュウリの栽培カレンダー
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イラスト/群 境介
※この記事は『園芸ガイド』2026年春号の記事を、WEB用に再編集したものです。
