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50代からの【尿漏れ】はなぜ起きる? 腹圧性・切迫性の違いと今すぐできる改善のコツ

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ゆうゆう編集部

ゆうゆう世代に多い、頻尿や尿漏れなどのトラブル。「外出するのが怖い!」と悩む人も少なくないようです。でも、あきらめないで! しっかりケアして、改善を目指しましょう。

お話を伺ったのは
関口由紀さん 女性医療クリニックLUNAグループ理事長

女性泌尿器科専門医。医学博士。
中高年女性の骨盤底・血管・骨・筋肉の総合的な維持管理を提唱し、生涯にわたるヘルスケアを実践。
閉経前と後それぞれの女性を対象にするクリニックを主宰。
監修本に『「トイレが近い」人のお助けBOOK』他。

恥ずかしい! 尿漏れしちゃうのはなぜ?

人にはなかなか言えない尿漏れの悩み。とはいえ、ゆうゆう世代の7割近くが「経験あり」だ。その原因や対処法について伺った。

どんなときに尿漏れするの?

50代からの【尿漏れ】はなぜ起きる? 腹圧性・切迫性の違いと今すぐできる改善のコツ(画像3)

※2014年3月/女性131人/ユニ・チャーム調べ

尿漏れ経験のある女性を対象に行ったアンケート調査を見ると、やはりおなかに圧力がかかったときが、尿漏れしやすいタイミング。

世代を問わず女性たちを悩ます尿漏れ。原因や症状により、2つのタイプに大別される。

腹圧性尿失禁

咳、くしゃみ、大笑いしたなど、おなかに力を入れた瞬間、尿が漏れる状態のこと。原因は骨盤底の衰え。妊娠·出産をきっかけに始まることが多く、40代後半から増えていく。

「妊娠·出産では、骨盤底の筋肉·靭帯·神経のすべてが多かれ少なかれ損傷を受けます。若ければスムーズに回復しますが、出産経験の有無に関係なく、女性ホルモンの低下や加齢による筋肉の減少などにより、骨盤底の障害は進行していきます。何も手を打たなければ、どんどん尿漏れしやすい状態になっていくのです」

切迫性尿失禁

前述した「過活動膀胱」が進行すると、予期せぬ尿意に襲われ、トイレに行く途中や便座に座る前に漏らしてしまうケースがある。これが「切迫性尿失禁」。40歳以上の女性の8~9人に1人が過活動膀胱を発症し、その7割に尿失禁が見られるようになる、という報告も。

上記2種類の症状を併せもつ「混合性尿失禁」というタイプもあり、約20%が該当する。大量に漏れるリスクがあり、QOL(生活の質)の低下にもつながってしまう。

「そうならないためにも、今から“ストップ、尿トラブル!”。やるべきことは骨盤底筋を鍛えることと、フェムゾーンケア。とにかく今すぐ始めましょう」

骨盤底筋ってどこにあるの?

骨盤底筋とは、恥骨と尾骨をつなぐプレート状構造の構成成分で、膀胱や子宮、直腸などの臓器が下垂しないように下から支えているハンモック状の筋肉。この筋肉を収縮させたりゆるめたりすることで排泄をコントロールしているが、加齢や出産などにより骨盤底筋がゆるむと、臓器の重みでハンモックが垂れ下がったような状態になり、尿漏れなどを引き起こす。

更年期からの健康寿命の延ばし方

関口由紀著 主婦の友社刊

尿トラブルや骨粗しょう症、生活習慣病など、閉経後の女性が陥りやすい不調を予防・ケアするためのアドバイスが満載。

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イラスト/こさかいずみ

※この記事は「ゆうゆう」2026年4月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

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