【We are ARASHI】50代・アラシック歴17年のライターが見た「嵐ラストライブ」の奇跡の瞬間
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ゆうゆうtime編集部
ファンサ以上!の奇跡の瞬間を目撃
セットリストや演出については、ネタバレになるので詳しくは控えるが、セットはシンプルながら水あり炎あり、花火あり……と趣向を凝らした演出が曲ごとに続く。ムビステやトロッコなどで少しでもファンの近くに、といううれしい演出も嵐らしい。感想としては、「5人で嵐」「嵐5人が歌い、踊る姿を直接見てもらう」ことを重視した演出なんだなと思った。
客席のファンはというと、オープニングから号泣だった。いつもと同じ、いや、いつもより高めのテンションでコール&レスポンスが繰り広げられ、みんなが「嵐に感謝と思いを伝える」「嵐を幸せにするんだ!」という気持ちが伝わってくる。
ステージでは相変わらずの「わちゃわちゃ」具合で、失敗までも楽しそうにつっこみあっている。そんな5人を見ている客席は、「笑いながら泣ける」という感情の崩壊状態となっていた。
この日、印象的だったのは大野くんの終盤の挨拶だった。「休止していた5年間。大野智を繋いでくれたモノマネの人がいるんだよね。『宮城のおーちゃん』」。「宮城のおーちゃん」とは大野くんファンを公言して、YouTubeやインスタなどでモノマネ動画をアップしている人だ。 「インスタ見てるから知ってる。今日、青い衣装着て参加してくれてるよね。5年間、大野智を繋いでくれて本当にありがとう」。「宮城のおーちゃん」がいるであろうスタンドの一角が、その言葉に湧いた。ステージの上から、推しに直接「ありがとう」と言われる、奇跡のような世界が存在するなんて! 他人ごとながら、心から「宮城のおーちゃん」よかったね、と思った。
ARASHI LIVE TOUR 2026 「We are ARASHI」をひと言であらわすと、感謝を伝えるライブだったなと思う。最後の挨拶もそうだが、嵐からの「ありがとう」に、ファンも「ありがとう」と答える。全てが「ありがとう」に包まれたライブだった。
ネタバレになるが、本公演にはアンコールがない。どれだけ「あ〜ら〜しっ!」「あ〜ら〜しっ!」と叫んでも、出てくることがない5人。再びステージに戻ってきてと願っても、もう5人が揃って立つことはないという意思表示なのだろう。このラストライブこそ、ファンからのアンコールに応えたものだから。だからこそ、5月31日のラストまで、ライブが始まるから前に「あ〜ら〜しっ!」と大きな声で5人を迎えてほしい。
写真・文/竹中愛美子
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