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「白い粉が…これ何!?」バラの新芽・つぼみが危ない!4月に急増する「うどんこ病」今すぐの対策

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吉原美奈子

株の蒸れを防ぐのも大事なポイント

薬剤散布に抵抗を感じる人もいると思いますが、被害の少ないうちだと、散布回数が少なくても効果は大きくなります。
被害が広がってからでは何度も散布しなければならず、庭や周辺環境への影響も大きくなるので、初期の素早い行動がとても大事です。

また、うどんこ病の蒸れが原因となることもあります。
庭やの風通しをよくして、病気がでにくい環境をつくることもとても大切です。

具体的にはの内側に向かって伸びている細いや重なり合っている、葉ばかり茂って混み合っている部分があれば、や葉を軽くすきます。

「白い粉が…これ何!?」バラの新芽・つぼみが危ない!4月に急増する「うどんこ病」今すぐの対策(画像5)

珍しいブロンズ色のフロリバンダローズ。花首は細めですがしっかりと立って、つぼみもたくさんつき、健康的に咲いています。

ポイントは全部をばっさりと切るのではなく、風が通る道を作るイメージで軽く間引くようにすること。
葉は光合成に必要なので内側にかたまっている蒸れやすい部分を摘みとってください。

鉢植えの場合は、置き方で蒸れやすさが大きく変わります。
鉢を壁際に寄せすぎていないか、鉢同士が近すぎないか、日当たりは確保できているか、風が抜ける場所かという点を確認し、よい配置を心がけましょう。

「白い粉が…これ何!?」バラの新芽・つぼみが危ない!4月に急増する「うどんこ病」今すぐの対策(画像6)

オレンジ、ピンク、アプリコットが混じった色合いのフロリバンダローズ。整いすぎていない花形もまたバラの一つの魅力です。

肥料の与え方がうどんこ病の原因に?

更に、バラに良かれと思ってやっていることが、逆にうどんこ病を呼び込む一因になっていることがあります。

4月はバラの生育が旺盛になるため、つい肥料をしっかりと効かせたくなりますが、与えすぎには注意が必要です。

特に窒素分が多すぎると、葉ばかり茂ったり、新芽や若葉がやわらかく軟弱になってしまい、病気にかかりやすくなることがあります。
また、成分のバランスのとれた肥料であっても、量が多すぎたり、与える間隔が頻繁過ぎると病気を引き起こすきっかけになります。

確かに冬の元肥が切れてくる時期で追肥は必要ですが、元肥をしっかりと与えていれば、追肥は少な目でもバラの健康のためにはむしろよいのです。
肥料の袋の表記をよく読み、適量を適切な回数だけ与えるようにしてください。

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うどんこ病とは、植物の葉や茎に白い粉状のカビ(菌糸)が付着して広がる病気で、風通しや日当たりの悪い環境で発生しやすいのが特徴です。おもにバラやウリ科の野菜、観葉植物などに多く見られ、光合成が妨げられて生育が悪化することがあります。発症初期に薬剤や重曹スプレーで対処したり、病気の発生した葉を除去したりすることで広がりを防げます。予防には、株間を開けて風通しをよくすることが効果的です。

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殺菌剤とは、植物を病原菌から守り、病気を防止または治療するために用いる薬剤の総称です。特に野菜や花の栽培では、カビや細菌由来の病気が発生しやすいため、適切な殺菌剤を上手に使うことで病害から植物を守ることができます。使用の際は指定された用量や使用方法を守り、定期的な散布が効果的です。また、環境への配慮から薬剤を最小限に抑えたい場合には、病気に強い品種を選んだり、通気性や水はけを改善するなどの予防的管理を並行して行うとより効果的です。

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光合成は、植物が太陽の光をエネルギー源にして、二酸化炭素と水から酸素と栄養(糖)を作り出す生命活動の基本です。葉の中にあるクロロフィル(葉緑素)が光を受けることでこの反応が起き、植物の生長だけでなく、地球上の酸素供給にも関与しています。ガーデニングでは、植物が光合成しやすいように日当たりを確保し、葉を健康に保つことが重要です。日陰を好む植物でも、ある程度の光が必要であるため、「光と植物の関係」を理解しておくことは、育てる楽しさを深めてくれます。

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追肥とは、植物の生育期間中に追加で施す肥料のことです。​元肥だけでは不足しがちな栄養分を補い、植物の健全な生長を図ります。​

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花首とは、植物の花と茎をつなぐ部分を指します。この部位は、花の向きを調整したり、花の栄養や水分を茎から運ぶ役割を担っています。特に、切り花を選ぶ際に花首の状態を確認することが重要です。しっかりした花首は花持ちがよいとされ、長く美しい姿を楽しめます。また、花首が細い場合は花が折れやすいため取り扱いに注意が必要で、これも品質を見極めるポイントの一つです。

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肥料とは、植物が健やかに生長するために欠かせない栄養素を補給する材料のことです。おもにチッ素、リン酸、カリウムを三大要素とし、それぞれ葉の生長、花や実の形成、根の発達を助けます。有機質肥料と無機質肥料に分類され、有機質肥料は堆肥や骨粉など自然由来で、土壌改良にも効果的。一方、無機質肥料は成分が均一で即効性が魅力です。ガーデニングでは植物の種類や生長段階を考慮し、適切な肥料選びと施肥のタイミングが大切です。

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元肥とは、植物を植える前や植えつけ時に、あらかじめ土に混ぜ込んでおく肥料のことです。追肥とあわせて行うと元気に育ちます。

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株とは、地面から芽を出して生長している植物の基本単位を意味し、特に多年草や野菜苗などでよく用いられます。例えば「このラベンダーは大株に育った」といったように、株の大きさや状態は植物の生育具合を示す指標にもなります。ガーデニングでは株分けや株の更新、株元の管理など、長期的な育成を考えるうえで頻出する概念です。

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枝とは、植物の幹や主軸から分かれて伸びる部分で、葉や花、果実をつける役割があります。枝の生え方や配置によって光の取り込み方や風通し、樹形が左右されるため、剪定や誘引を通じて理想的な姿に整えることがガーデニングでは大切になります。

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