貯金が底をついて始めた「持たない暮らし」10年目、手放した物とお金の使い方の変化
自分らしい“持たない暮らし”を楽しんでいる方の実例を紹介します。話題の新刊『「持たない暮らし」の見本帖』から抜粋してお届けするのは、カヨさん。2回に分けてお届けする第1回は、持たないくらしを始めたきっかけや手放したものについて。
PROFILE
カヨさん
持たない暮らし歴:10年
住まい:賃貸マンション
同居家族:夫、息子(9歳)、犬
SNS
Instagram @minimalist_kayo
“足る”を知る。買わずとも必要なものは手元にあるから、お金が貯まっていきます
「小さく暮らす」。生きていくうえでカヨさんがめざすテーマです。
「手放し始めたのは、お金を得るためです。結婚後8年にわたり不妊治療を続け、使ったお金は500万円以上。貯金が底をつき、フリマアプリで家のものを売り始めたのがきっかけです」
部屋に余白が生まれるにつれ、同時に心の中の霧も晴れていきました。治療で疲れきっていた心が、少しずつ元気を取り戻していくように。
ものを持つことはお金の使い方にも深くつながっている、とカヨさん。
「一度必要なものだけに削ぎ落としたら、それでじゅうぶん足りることがわかりました。今あるものを大切に。安易に買い足さないことで、結果的にお金も貯まりやすくなっています」
私が「手放したもの」
ものを減らしたら、大型の食器棚が不要に。部屋の圧迫感もなくなりました
結婚を機に購入した木製食器棚。中身がどんどん減っていき、空きが生まれたためコンパクトなステンレスシェルフに買い替えました。収納場所が限られると、ものが増えにくくなると実感しています。食器棚がキッチンに圧迫感を与えていたことにも気づかされました。防災の観点からも、背の低い収納家具が安心です。
