72歳・デューク更家の「健康になる歩き方」レッスン。合言葉は「気がついたら100歳だった!」
健康のために毎日8000歩、1万歩と歩いているのに、なぜか体重は右肩上がり。そのうえ、疲れやすい……。もしかしたら、歩き方に原因があるのかもしれません。「正しく歩けば、短時間でも体は変わります」と話すのは、ウォーキングドクターのデューク更家さん。「気がついたら100歳」を合言葉に、今日から楽しく歩いてみませんか。
お話を伺ったのは
ウォーキングドクター
デューク更家さん
でゅーく・さらいえ●1954年、和歌山県生まれ。間違った歩き方で足を痛めた母親のことをきっかけに、独自のウォーキング理論「デュークズウォーキング」を確立。「ウォーキング寿命は健康寿命」と掲げ、歩き方やウォーキング運動を通じて健康長寿を支援。世代を超えて「歩く力」を未来へつなぐ活動を、全国各地で展開している。
1日5分行うだけで、脂肪が燃える体に
健康のために、毎日1万歩歩く、30分以上歩くなど、数値目標を決めて歩いていませんか?
デューク更家さんは「歩数や時間にはこだわらないこと」がポイントだと言います。
「間違った姿勢で1万歩を歩いても、健康効果は得られません。でも、正しい姿勢で歩けば、3000歩程度のウォーキングでも十分に効果が得られます。歩数や時間の目標を立てると、できなかった自分を責めてしまうことも。回数や時間にとらわれず歩くのがおすすめです」
短時間のウォーキングで効果を上げるには、体の可動域を広げて全身を機能させることが大事。
「可動域が広がると、体に種火がつきます。その結果、短時間のウォーキングでも脂肪を燃焼できるようになるんですね。また、体にエネルギーが満ちるので、疲れにくくなりますよ」
そこでおすすめなのが、デューク更家さんが考案した3種の“ぴんしゃん元気体操”。歩く前に行ってもいいし、「今日は歩きたくないな」という日は、この体操を行うだけでもOK。1日5分と手軽にできるので、ぜひ取り入れてみて。
まず、自分の可動域をチェックしてみよう!
肩に手の指先を置いた状態で、腕を床に水平→真上→真横に動かせるかチェック。
「腕をまっすぐに伸ばすとできるけど、肩に指先を置いた状態だと動かしにくい」という場合は、肩甲骨の可動域が狭くなっている可能性大。
「上半身の可動域のカギは、肩甲骨です。肩甲骨が固まっていると、手が上がらない、首が大きく回せないといった不具合が出て、上半身の動きが小さくなり、心臓と肺が圧迫されていきます」
