「まだ起きていないこと」で疲れていませんか? 84歳が語る、悩みを大きくしないコツ
「もう歳だから」とあきらめるより、今日という日を機嫌よく、軽やかに楽しみたい。そんな生き方を実践しているのが、84歳の高橋恵さん。その暮らし方や考え方には、毎日を楽にするヒントがたくさんあります。新刊『84歳、「ま、いいか」で人生うまくいく』(あさ出版)から抜粋してご紹介する第3回は、悩みや不安の9割は「無駄なこと」!
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>>鏡の前で「あら、まだいける」84歳・高橋恵さん流、美容院で背筋が伸びる“自分へのエール”悩み、不安、壁の9割は自分がつくったもの
人は、能力があっても迷いますし、環境が整っていても不安になります。
本当に人間というのは忙しい生きものだなあと、つくづく思います。
あれこれ考えては立ち止まり、「どうしよう」と頭の中でぐるぐるしているうちに、まだ何も起きていないのに、なぜかどっと疲れてしまうのですから不思議なものですよね。
悩みや不安に押しつぶされそうになると、つい「外」に原因を探したくなります。
仕事のせい、人間関係のせい、お金のせい。
もちろん現実の問題はちゃんとあります。
でも、長く生きてきて思うのです。
悩みの多くは、出来事そのものよりも、自分の頭の中でふくらませた“想像”のほうが大きいのではないかと。
同じ出来事でも、「もう終わりだ」と思えば目の前に大きな壁がどーんと現れますし、「なんとかなるか」と思えば、ただの段差に変わります。
段差くらいなら、つまずいても「痛っ」で済みますし、あとで笑い話にもできます。
私なんて、つまずいた回数のほうが多いものですから、「あら、またやったわ」と思うくらいです。
84年生きてきて、気づいたことがあります。
悩みや不安のだいたい9割は、無駄なことだということ。
まだ起きてもいないことを心配したり、もう終わったことを何度も考え直したり、頭の中で勝手に大きくしているだけのことがほとんどです。
残りの1割だけが、「いま、目の前でやること」。そう考えると、ずいぶん楽になります。
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