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初心者でも育てやすい!秋に香る花と木【8選】キンモクセイなど、庭とベランダで楽しめる植物

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光武俊子

みなさんにとって「秋の訪れ」は何が知らせてくれますか? キンモクセイの香りで秋の訪れを実感する——という方も少なくないのでは? 日長が短くなって、なんだか心細いような夕暮れの帰り道、どこからともなく香る花にハッとして気分が変わります。そんな香りのよい花を育ててみませんか。

五感が刺激される心地よさを庭に求めて

花を見るとき最初に認識するのは「色」だといわれます。きれいな色や形や組み合わせの美しさが、目を喜ばせます。グラスの穂や細毛が密生するシルバーリーフに触れる心地よさ。草木が風にそよぐかすかな音や、花から漂う香りもガーデニングの愉しみです。

近年では「バラの香りが認知症を予防する」という研究結果が注目を集めるなど、香りが再評価されています。庭やベランダで育てる植物にも、芳香性のあるものをとり入れてみませんか。香りの成分は、暑からず寒からずの状態でもっとも多く生成され、発散されます。

春や秋の庭が香りの記憶とよく結びつくのは、そういう理由です。秋によく香る植物を身近に置いて楽しみましょう。

初心者でも育てやすい!秋に香る花と木【8選】キンモクセイなど、庭とベランダで楽しめる植物(画像2)

人を振り向かせる香りと評されるバラ‘ダブルデライト’

秋に香りが楽しめる植物8選

遠くまで香りを運ぶ秋の風物詩【キンモクセイ】

開花期:9~10月
樹高:5~8m

秋の香木として人気があり、シンボルツリーにもよく利用される常緑樹です。鉢植えでも樹高1~2mで育てられます。その場合は2~3年に一度、根のまわりの用土を落として植え替え。花芽のできる夏を避けて、10月下旬~12月上旬または3~5月に剪定をします。

花だけでなく葉も甘い香りのハーブ【チェリーセージ】

開花期:5~11月
樹高:40~120cm

サルビア・ミクロフィラやサルビア・グレッギー、その交雑種をチェリーセージと呼んでいます。セージはサルビアの英名。花だけでなく葉にもフルーティーな香りがあり、ハーブティーやポプリに利用できます。木質化して毎年開花するので、刈り込んで形を整えましょう。

おいしそうな香りのシックな花【チョコレートコスモス】

開花期:5~11月
草丈:30~60cm

コスモスやキバナコスモスの仲間で、春~秋に長く咲くタイプと秋にだけ咲くタイプがあります。チョコレートを思わせる甘い香りとベルベットのような感触のシックな花が特徴的です。暑さ寒さには弱いところがありますが、多年草なので毎年開花させられます。

ボリュームと香りが楽しめる【レモンマリーゴールド】

開花期:9~12月
草丈:50~120cm

暑さに強く丈夫で育てやすいマリーゴールドの仲間で、一重咲きの多年草です。草丈が高くコスモスのようなふわりとした雰囲気。一般的なマリーゴールドとは異なるシトラスミントの香りがあります。春から初冬まで咲く園芸品種‘ゴールドメダル’も登場(耐寒−3℃)。

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春植え球根とは、春に植えつけを行い、初夏から秋にかけて開花する植物の球根を指します。代表的なものにはダリア、グラジオラス、カラーなどが挙げられます。寒さに弱いため、冬の間は掘り上げて保存することが一般的です。夏場のガーデニングを華やかに彩る存在で、植えつけ前に球根の状態を確認し、適した土壌環境を整えることが成功の鍵となります。

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植え替えとは、鉢植えや地植えの植物を別の場所や容器に移して育て直す作業を指します。生長に伴って根詰まりを起こしたり、用土の養分が不足したりした場合に必要で、植物の健康を保つために欠かせない手入れのひとつです。時期としては休眠期や生長初期が適していて、新しい用土や大きな容器、広い場所に植え替えることで根の活性化を促します。根の状態を確認しながら丁寧に行うことで、再び元気に育ちやすくなります。

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植えつけとは、苗や苗木、球根などを土に植える作業のことを指します。適切な時期や深さを守ることで植物の発芽や発根が促され、順調な生育につながります。植物ごとに適した用土が望ましく、植えたあとはしっかり水やりをして根づかせることが大切です。植物の種類によって用土の種類や肥料の施し方が異なるため、事前に育て方を確認しておくと安心です。

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木立ち性とは、草本でも自ら茎を伸ばして支えがなくとも直立して育つ性質のことを指します。例えば、ベゴニアやクレマチスなどには木立ち性の品種があり、鉢植えでも立体感ある姿が楽しめます。この性質を生かして寄せ植えやフォーカルポイントに用いると、高さと奥行きが生まれ、植栽にメリハリが出ます。木立ち性とほふく性を組み合わせると、よりダイナミックな演出が可能になります。

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四季咲き性とは、特定の開花期をもたず、条件が整えば一年に複数回花を咲かせる性質を指します。​バラやベゴニアなどにこの性質をもつ品種があり、長期間花を楽しむことができます。

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一重咲きとは、花びらが1列だけ並んでいるシンプルな形状の花を指します。このタイプの花はナチュラルな雰囲気や素朴な美しさが魅力で、ガーデニング初心者にも人気があります。一重咲きの典型例として、ヒマワリやコスモスなどがあります。この構造は花の中心部が目立ちやすく、虫を引き寄せやすいため、庭の受粉環境を向上させる役割も持っています。

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一季咲きとは、一年のうち特定の季節にのみ花を咲かせる植物のことを指します。特にバラにおいてよく使われる用語で、春から初夏にかけて一度だけ花を咲かせ、その後は葉の生長や株の充実に向かうタイプの品種を指します。これに対して、四季咲きの植物は年間を通じて複数回花を咲かせる特性があります。

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シュラブとは、ガーデニングでよく用いられる低木の総称です。生長が安定し、剪定によって形を整えやすいことから、庭や花壇の基盤となる植栽として重宝されています。バラの一種のシュラブローズも有名で、初心者から上級者まで幅広く愛されています。また、季節ごとの景観を楽しめる落葉樹や常緑樹があり、生育環境やデザインに応じて選べるのも魅力的です。

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木質化とは、もともと茎が柔らかい植物の茎や枝が、時間の経過とともに固く、木のように変化する現象を指します。木質化は植物の体内にリグニンという物質がふえることによって起こるとされています。

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常緑樹とは、一年を通じて葉を落とさず緑のままである樹木のことを指します。季節に関係なく葉をつけているため、ガーデニングでは庭の景観に安定感や彩りを与える役割を果たします。例えばツバキやヒイラギがその代表です。耐寒性や耐暑性がある品種も多く、プライバシー保護の垣根やシンボルツリーにも人気です。種類ごとに異なる葉の形状や色合いを楽しめるのも魅力の一つです。

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多年草とは、開花、結実後も枯れずに生長する植物のことを指します。一度植えると数年にわたり生育し、毎年花を咲かせます。

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夏越しとは、暑さに弱い植物を夏の高温や強い日差しから守り、元気な状態で夏を乗り切らせる管理のことです。鉢を日陰に移動する、風通しをよくする、水やりを工夫するなどの対策が必要です。

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地植えとは、植物を鉢やプランターではなく庭の地面に直接植える方法のことで、根が土中に自由に広がるため株が大きく育ちやすく、水やりや肥料の持ちもよくなるといったメリットがあります。例えばバラや宿根草、樹木類などを長期間育てたい場合に適していて、植えつけの際には土壌の排水性や日当たり、風通しなどを考慮して場所を選ぶことが大切です。

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冬越しとは、寒さに弱い植物を冬の寒さや霜から守って生き延びさせるための管理方法です。屋外に置いている鉢植えを室内に取り込んだり、花壇の土の表面にワラや落ち葉などを敷き詰めたりします。

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高木とは、生長したときに一般的に5メートル以上(または2〜3メートル以上)の高さになる樹木を指します。ケヤキ、イチョウ、サクラなどが代表的で、街路樹や公園樹、シンボルツリーとして親しまれています。根が広がりやすく、生長スピードも品種によってさまざまなため、植栽の際には周囲の環境や将来のサイズを十分に考慮することが大切です。高木は四季折々の景観を彩るだけでなく、日陰をつくり、風を和らげるなど、暮らしに心地よさを与えてくれる存在です。

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雑種とは、異なる品種や種類の植物を掛け合わせてできた子孫のことを指します。ガーデニングや農業分野では、病害虫抵抗性や収量増加、花色や形状の美しさなどを求めて、意図的に雑種を作り出します。例えばペチュニアやパンジーの色鮮やかな品種は、雑種育成の成果です。雑種の特徴は親株よりも丈夫で強健な性質(雑種強勢)を示すことが多く、家庭菜園やガーデニングでも広く使われる品種が多数存在します。

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開花とは、植物がつぼみから花を咲かせる現象を指し、植物のライフサイクルの中で繁殖を目的とした重要な段階です。開花には品種ごとの遺伝的要因に加え、温度・日照・水分・肥料などの栽培環境が大きく関係しています。開花の時期や条件を正しく理解することは、ガーデニングにおいて花を美しく咲かせるための基礎知識の一つとなります。

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誘引とは、植物の枝やつるを支柱やフェンスに沿って結びつけ、形を整えたり、日当たりをよくしたりする作業です。生長に合わせて、ひもなどでやさしく固定します。見た目を美しくするだけでなく、花つきや収穫量にも影響します。

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草丈とは、植物が地面からどのくらいの高さまで育つかを示す言葉で、園芸品種の選定や植えつけ間隔を考えるうえで重要な指標になります。低い草丈の品種は鉢植えや寄せ植えに向き、高い草丈の品種は庭の背景や目隠しとして活躍します。花壇づくりでは草丈のバランスを取ることで、奥行きや見栄えのよいレイアウトに仕上げられます。

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花芽とは、植物が開花の準備を始めるために形成される芽のことです。この芽は、茎や枝の先端、葉のつけ根などに現れる場合が多く、やがて美しい花を咲かせる基となります。ガーデニングでは、花芽の確認は植物が元気に育っているサインともいえます。特定の植物は、剪定や施肥のタイミングを工夫することで花芽の形成を促進できます。そのため、花芽の状態を観察することは、美しい庭づくりの重要なポイントとなるでしょう。

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花木とは、季節ごとに美しい花を咲かせる木本植物のことで、観賞を目的として庭木や公園などに植栽されます。ウメやサクラ、ツツジ、ツバキなどが代表的で、四季の移ろいを楽しめます。樹形や花色のバリエーションも豊富で、和風・洋風どちらの庭園にも取り入れやすい植物です。

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用土とは、植物を育てるために使う土のことです。植物の種類に合わせて、水はけ、保水性、通気性、栄養のバランスを考えてつくられています。園芸店では「観葉植物用」「野菜用」「多肉植物用」など、目的別の用土が販売されており、初心者でも使いやすくなっています。

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樹高とは、地面から樹木の最も高い部分までの高さを指す言葉で、庭木やシンボルツリーを選ぶ際の重要な目安となります。植物の種類や品種によって最終的な樹高には大きな差があり、適切な樹高を見極めて植栽することで、住宅や周囲の景観と調和したガーデニングが実現できます。また、生長のスピードや剪定のしやすさにも関わるため、メンテナンスの観点からも考慮すべきポイントです。

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樹形とは、樹木の全体的な形や姿のことで、自然に育ったままのものから、人の手によって整えられたものまで、さまざまなスタイルがあります。たとえば「立ち性」「横張り性」「ほうき状」などがあり、ガーデニングでは庭のデザインやスペースに合わせて選ぶことが多いです。また、剪定によって希望の樹形をつくることも可能で、生け垣やシンボルツリーなどにおいて重要な要素となります。理想的な樹形を保つためには、生長の段階に応じた手入れや剪定が欠かせません。

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暖地とは、年平均気温が15℃〜18℃、冬も厳しい寒さになりにくい地域を指します。日本では九州や四国、沖縄、本州の関東以南の太平洋側などが該当します。こうした地域では、寒さに弱い熱帯植物や南国フルーツ、四季咲きの花がガーデニングで育てやすいのが特徴です。ただし、夏の高温多湿が植物の生長に与える影響もあるため、適切な管理が必要となります。

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日長とは、1日の中で植物が光を浴びる時間の長さを指します。一部の植物は、日長によってその生長や開花時期が変わる性質をもっており、「短日植物」や「長日植物」と分類されます。ガーデニングでは、植物ごとの日長の好みを理解し、適切な光環境を整えることが栽培成功の鍵となります。

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品種とは、ある植物の中で、花の色や形、実の大きさなどの性質が、明らかに他の植物と異なる栽培植物のことです。園芸品種や栽培品種の略称です。

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和名とは、植物の名前を日本語で表した呼び名のことです。ガーデニングにおいて、学名や英名に加え、和名を知ることで親しみやすさが増します。日本の文化や風土に根差した和名は、植物の特徴や用途、見た目を表現したものが多く、例えば「桜(さくら)」や「藤(ふじ)」などが代表例です。また、古文や和歌にも登場することがあり、日本の歴史や文学とも深い関わりを見せます。

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剪定とは、植物の不要な枝を切り取る作業のことです。形を整えたり、風通しをよくしたり、枝分かれを促したりする目的で行われます。剪定を行う目的に合った正しい時期に行うことが大事です。

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