冬のエアコンは暖まらない?電気代が高い?エアコン暖房の誤解を解消 パナソニック エアーマイスターが教える暖房器具の違いと意外と知らない“冬のエアコン暖房の実力”を徹底解説
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パナソニック株式会社
いよいよ本格的な寒さが訪れる中、冬の暖房器具選びは快適さと家計に直結するため非常に重要です。
暖房器具にはエアコン、石油ファンヒーター、電気ストーブなどさまざまな種類がありますが、「エアコン暖房は暖まらない・電気代が高い・途中で止まると寒くなる」などの理由から、エアコン暖房を敬遠している方も多いのではないでしょうか。
しかし実は、最新のエアコンは暖房効率も省エネ性能も大きく進化。今回は、エアコン暖房にまつわる“よくある誤解”を、パナソニック エアーマイスターの福田風子が解説します。
【本リリースサマリー】
■自宅の暖房器具に関する調査
・冬に使用する暖房器具、1位「エアコン」73%、2位「こたつ」26%、3位「電気ストーブ」24%
・冬にメインで使用している暖房器具、1位「エアコン」47%
・暖房器具を選ぶ際に重視するポイント、「電気代・燃料代」64%、「暖まるまでのスピード」43%、「安全性」39%
・「ランニングコストが最も高いと思う暖房器具」、「エアコン」が25%で最多
・「同じ部屋で複数の暖房器具を併用することがある」56%
・併用する理由は、「はやく暖まりたいから」61%、「十分に暖まらないから」36%
■パナソニック エアーマイスターが教える エアコン暖房の誤解と冬のエアコン利用のすすめ
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「冬に使用している暖房器具」、1位「エアコン」73%
「同じ部屋で複数の暖房器具を併用することがある」56%
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自宅にて、冬に使用している暖房器具についてたずねたところ、最も多かったのは「エアコン」(73%)。次いで「こたつ」(26%)、「電気ストーブ」(24%)、「石油ストーブ」(23%)と続きました。
一方で、「冬にメインで使用している暖房器具」では「エアコン」が47%と半数近くを占めており、冬の主力暖房としてエアコンがもっとも広く浸透している実態が見えてきました。


暖房器具を選ぶ際に重視するポイントを聞くと、「電気代・燃料代」(64%)が最も多く、次いで「暖まるまでのスピード」(43%)、「安全性」(39%)、「暖かさの持続しやすさ」(38%)が続きました。多くの人にとって、“冬の暖房はできるだけ経済的に、そして安全にはやく暖まること”が重要であることがわかります。
また、「ランニングコストが最も高いと思う暖房器具」では、「エアコン」が25%で最多でした。メイン暖房として最も使われている一方で、依然として“電気代が高そう”というイメージを持つ人が多い傾向が見られます。


エアコン暖房の印象についても、「電気代が高い」(60%)、「乾燥しやすい」(42%)、「足元が暖まらない」(34%)など、ネガティブな印象が上位に挙がりました。一方で、「年中使えて便利」(23%)、「操作がラク」(22%)、「部屋全体を暖められる」(11%)といったメリットを挙げる声もあります。
「同じ部屋で複数の暖房器具を併用することがあるか」を聞くと、「頻繁にある」(18%)、「たまにある」(38%)と、56%が暖房器具の併用を行っていると回答しました。

その理由は、「はやく暖まりたいから」(61%)、「十分に暖まらないから」(36%)が多く、寒さの厳しい時期には“即暖性”や“補助的な温め”を求めて、複数の暖房器具を使う人が多いことがわかります。
今回の調査から、多くの人が暖房に不安や不満を抱えていることがわかりました。
中でも特に多かったのが、“エアコン暖房は電気代が高い”“暖まりにくい”といった声です。
しかし実は、これらの印象には誤解も多く含まれています。
アンケート調査から見えてきたエアコン暖房にまつわる“よくある誤解”と冬のエアコン利用のすすめについて、パナソニック エアーマイスターの福田風子が解説します。
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エアコン暖房は電気代が高い?パナソニック エアーマイスターが教える
エアコン暖房の誤解と冬のエアコン利用のすすめ
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■暖房器具の種類と特長

暖房器具は大きく「部屋全体を暖めるタイプ」と「部分的に暖めるタイプ」に分けられます。
エアコンは空気を循環させて部屋全体を暖める「対流式暖房」。一方、電気カーペットやストーブ、こたつなどは赤外線や接触により暖める「伝導式・輻射式暖房」です。
■エアコン暖房の4つのメリット
1. お部屋全体がムラなく暖かい
「伝導式・輻射式」暖房は、赤外線や接触によりじんわりと暖めるのに対して、エアコンは温風を循環させることで空間全体を暖めることができます。お部屋のどこにいても寒さを感じにくいのが特長です。また、サーキュレーターを併用すれば、上下の温度差も小さくなり、より快適に過ごせます。
例えば複数人が過ごすリビングのような空間では、広範囲を一度に暖められるエアコン暖房が効率的。一方で、短時間・一人で過ごす書斎や脱衣所などでは、局所的に使える小型暖房器具もおすすめです。
2. 火を使わないから、空気がクリーン

石油やガスを燃やさないため、空気が汚れにくく、においも発生しません。小さなお子様やペットのいるご家庭でも、安心して使えます。
3. 給油の手間なし、操作も簡単

燃料の補充や換気などの手間がなく、リモコンひとつで温度調整が可能。タイマーやセンサー機能も充実しており、ライフスタイルに合わせた運転ができます。
4. 年中使えるマルチ家電

冬の暖房だけでなく、夏の冷房、梅雨の除湿、花粉の季節の空気清浄としても活躍。
季節ごとに片付ける必要がなく、省スペースで効率的です。
■エアコン暖房は電気代が高い?電気代・省エネ性への誤解
エアコンは、少しの電気エネルギーを何倍もの熱エネルギーに変換できる高効率な省エネ家電です。また、暖房器具は一定のパワーで運転し続けるケースが多いもの。しかし、特に高気密・高断熱の家では、一度部屋が暖まると小さなパワーで暖かさを保ちやすく、環境によっては暖房器具の中でもランニングコストを抑えやすい機器と言えます。
ヒートポンプ技術
ヒートポンプとは、簡単に言うと「空気中の熱をくみ上げて、移動させる技術」です。エアコン暖房の場合は、室外機で外の熱を集め、室内に移動させることでお部屋を暖めています。
たとえば電熱ヒーターの場合は、1の電気エネルギーを、そのまま1の熱エネルギーに変えて消費します。対してエアコン暖房の場合は、1の電気エネルギーを、熱エネルギーを「集めて移動させる」ことに使うため、少ない電気エネルギーで何倍もの熱エネルギーをお部屋の中に送り込むことができます。
エアコンは直接熱を作るのではなく、元々ある空気中の熱を活用するため、とても省エネな家電と言えるのです。

●イラストは、省エネ性が高い、COP「5.0」のエアコンの場合のイメージです。
インバーター技術
インバーター技術とは、ハイパワーと低パワー運転を切り替えて、ムダなく効率的に運転するための技術です。
現代のエアコンは、この技術により心臓部であるコンプレッサー(圧縮機)を自在に制御し、設定温度まではパワフルに、到達後はひかえめに運転することで、省エネ性能を高めています。
運転イメージ

インバーター技術なし

インバーター技術あり
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寒さが厳しい冬でも、暖かく快適に過ごすために
パナソニックのエアコンをご紹介
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■「エオリア」(Xシリーズ)の
独自技術(★)「エネチャージシステム」

室外機に霜が付いた際、従来は霜を溶かすために一時的に暖房を止める必要がありました。
パナソニックのエアコン「エオリア」(Xシリーズ)は独自(★)の「エネチャージシステム」を搭載。
コンプレッサーの排熱を蓄え霜を溶かすエネルギーに有効活用し、霜取り中も暖房を止めずに(*1)暖かさをキープします。
★国内壁掛け形エアコンにおいて。コンプレッサーの排熱を顕熱蓄熱して、ノンストップ暖房をするシステム。2025年11月1日現在。(当社調べ)
*1:霜取り運転中は吹き出し温度が下がります。その間の室温の低下度合いは、使用環境(お部屋の断熱・気密性能)、運転条件、温度条件によって異なります。 霜の付着量が多くなる環境では、暖房を止めて霜取り運転を行う場合があります。 24時間以上の連続運転中、一定時間おきにフィルターお掃除運転が働き、その間、暖房などの運転を停止します。
■暖房能力No.1(*2)。パナソニックの暖房強化モデル「フル暖エオリア」(UXシリーズ)

*2国内壁掛け形エアコン2.5kWクラスにおいて。暖房低温能力がCS-UX256D2=7.6kW。2025年7月29日現在。(当社調べ)2025年9月21日発売。
「フル暖エオリア」(UXシリーズ)は、より寒さに厳しい地域でも対応できるよう暖房能力を強化した寒冷地モデル。外気温が低くても暖房効果を維持する能力が高く、パワフル暖房でお部屋をすばやく、しっかり暖めます。
エオリア(Xシリーズ)の暖房性能についてはこちら
https://panasonic.jp/aircon/feature/heating.html
フル暖エオリア(UXシリーズ)についてはこちら
https://panasonic.jp/aircon/UXseries.html
寒冷地モデルと一般地モデルの違いはこちら
https://panasonic.jp/aircon/comparison/fulldan-overview.html

【パナソニック エアーマイスター 福田 風子】パナソニック株式会社 空質空調社
自宅に異なる4機種のエアコンを設置し、機能の違いや風の違いを感じ分ける。スマホを使って家中のエアコンを遠隔操作したり、時にはカビの発生したエアコンを自ら入手・分解して調べるなど担当の枠を超えてちょっとしたエアコンマニア。
■「2025年 自宅の暖房器具に関する実態調査」概要
●調査地域:全国
●調査期間:2025年11月13日~11月20日
●調査方法:インターネット調査(協力:ジャストシステム)
●調査対象:エアコンを所有している20~60代の男女
●有効回答:478名(男性:246名、女性:232名)
※調査結果を引用いただく際はパナソニック「エオリア」調べを引用元として記載ください。
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