【ピンク・レディーのケイちゃん】ピンク・レディーのデビューから46年!増田惠子さんの美と健康の秘訣をたっぷり公開
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ゆうゆうtime編集部
ピンク・レディーのケイとして46年、ソロシンガー・増田惠子として40年。独特のハスキーボイスと圧巻のパフォーマンスで私たちを魅了し続けるケイさんは、「今がいちばん楽しい」と語ります。凛としたたたずまいとナチュラルな表情。美しく歳を重ねる秘訣に迫ります。
美しい姿勢と健康はバレエと食事から!
──シュッとした立ち姿と輝くばかりの笑顔がすてきなケイさんですが、デビュー当時は正直に言うと影のある存在でした。
「よく言われます。幸薄いイメージだって(笑)。でも最近は『笑顔がいいね』とほめられるようになりました。昔は忙しさによる疲れもあって猫背気味だったんですけど、それもクラシックバレエを始めたことで改善されて。30年近く続けていますが、体幹が鍛えられて姿勢がよくなったし、体力もつきました。手先の動きまできれいになって、ステージに立つ人間としてはいいことずくめです」
──美と健康の源はバレエだったんですね!
「それまでは水泳、フラメンコ、日舞など、どれも長続きしなかったのに、バレエは性格的に合っていたのでしょうね。レッスンを重ねて、少しずつ自分のものにしていく過程が楽しくて。ただそれだけでは鍛えられない部分があるので、10年ほど前から月2回、ピラティスのレッスンも受けています」
──それだけ運動をするとお腹もすくと思いますが、食事の面で気をつけていることはありますか。
「食生活はすごく大事にしています。でも独身時代は外食が多くて冷蔵庫には化粧品と果物くらいしか入っていなかったの(笑)。とはいえ料理には興味があったので、結婚してからはいろいろ勉強して自分で作るようになりました。今は出来合いのものはなるべく買わないようにしています」
──ケイさんは02年にご結婚。6月に20周年を迎えられたとか。
「料理上手の義母の影響もあって、市販のだしや調味料を使わず、どんこや昆布、鰹節などで自前のだしをとるようになりました。最初は大変でしたけれども、手をかけて作ると味の濃さを調節できるし、どんなものを使っているかも自分でわかるじゃないですか。おせち料理も結婚1年目はお取り寄せだったんですが、今は9割が手作りです。素材に合わせてだしを変えて、かなりの品数を用意するので、ひと仕事ではあるんですけど、夫も手伝ってくれますし、食べるときはちゃんと感想を言ってくれる。それが励みになっています」
──よく召し上がるものは。
「もともとフルーツが好きで、結婚前は果物ばかり食べていたんですね。そうしたら果糖で肌がたるんでしまって。40代半ばから魚と肉のバランスを考えて、生野菜よりも温野菜をとるようになったら、お肌も体も健康になりました。発酵食品では納豆のほか、自前のぬか床で漬けた野菜類もいただいています。最近は腸マッサージを受けているんですけど、先生によると腸は第2の脳といわれるくらい大事なんですって。腸が硬いと疲れやすくなるので、冷たいものやグルテンはなるべくとらないように心がけています」