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友達との関係、あなたは大丈夫? 杉山美奈子さんに聞く【心地よい友達づき合いのヒント】

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ゆうゆう編集部

感情的になりすぎず 俯瞰する視点をもって

「友達」という言葉から、いわゆる「親友」を思い浮かべる人も多いかもしれません。

でも、一人の人にすべてを求めないのが大人の友達づき合いのポイント。学生時代と違い、お互いの環境が異なる大人同士では、何でも共有できる関係は確かに、現実的ではなさそうです。

「友達との関係を考えるときは、頭の中で図を描いてみるといいですよ」と杉山さん。

「大きな円の中心に自分がいるとして、友達にはどのあたりにいてほしいのか。内面まで寄り添ってほしい人、たまに一緒にお出かけしたい人……。円の中のいろいろな場所にいろいろな友達がいるはずです。

関係がこじれたときは、どの位置ならお互いに心地よくいられるかを見直すことができます。新たに友達が欲しいときも、どの位置の友達が欲しいのかを自分がわかっていれば、友達の進展がスムーズになります」

どんな関係が心地よいかは人それぞれで、さらに暮らしの状況によっても変化するもの。

「友達との距離はさまざまで、正解はありません。感情的になりすぎず客観的に俯瞰してみると、ちょうどよい関係が見えてくることもあります。相手の事情を理解し、自分の状況も悲観せず、心地よい関係づくりに臨んではいかがでしょうか」



※この記事は「ゆうゆう」2023年1月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

監修者

コミュニケーション・ インストラクター

杉山美奈子

すぎやま・みなこ●コミュニケーション・ インストラクター、キャリアカウンセラー。文筆業の他、大学などで話し方や聞き方など、コミュニケーション法を教える仕事も。ベストセラーの『暮らしの絵本 話し方のマナーとコツ』(学研プラス) をはじめ、気持ちの伝え方に関する著書・監修書多数。

すぎやま・みなこ●コミュニケーション・ インストラクター、キャリアカウンセラー。文筆業の他、大学などで話し方や聞き方など、コミュニケーション法を教える仕事も。ベストセラーの『暮らしの絵本 話し方のマナーとコツ』(学研プラス) をはじめ、気持ちの伝え方に関する著書・監修書多数。

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