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健康と美容の正しい「お金のかけ方」とは?【私物公開】エッセイスト柳沢小実さんの場合

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ゆうゆうtime編集部

【眠り】年々感じる眠りの大切さ。ハイ&ローで環境を整えます

眠りの質を上げたい。でも、予算には限りがあります。

そこで、眠りの環境づくりに関しては、一点豪華主義にしました。寝心地に直結するマットレスだけ高品質にしたら、疲れをしっかり解消できるようになって、眠りに投資したのは正解だったと実感できた。そのあとの4年間で、身体のカーブを計測してオーダー枕を作り、さらには頭皮や肌との摩擦を軽減するシルクの枕カバーも手に入れました。

これらの効果は絶大で、職業病ともいえる片頭痛の軽減をはじめ、これまで以上に入眠もスムーズになりました。今後は、学生の頃から使っている羽毛布団を一生使うために、打ち直しに出すつもりです。

逆にコストダウンしたのは、無印良品のベッドフレームと、イケアのシーツと寝室のカーテン。特に、シーツのような消耗品は、値段に関係なく傷んだり汚れたりするものなので、ほどよいところで買い替えられる価格帯のものにしてよかったです。カーテンは、シンプルすぎて少々味気なかった空間を、居心地よくしてくれました。壁に写真を飾ったりして、眠りを楽しんでいます。

オーダー枕とシルクの枕カバーも、投資した甲斐があったもの。こういうものはクリスマスやボーナスなどのタイミングで、ご褒美買いしています。

【髪】頭皮アレルギーをきっかけに、シャンプー類を見直しました

30代の後半に、白髪染めの薬剤が合わなくなって、急激に髪が傷みました。髪の細かなうねりとパサつきに加えて、ちょうどその頃に頭皮のアレルギーも出て、サロン選びやカラー剤、シャンプー選びまで、すべてを見直しました。

その後、ヘアサロンやケアも変えて、数年かけて髪質は復活の兆しが見えてきたようです。今は月1回のカット&カラーと、スタイリングの手間を省くために数か月に1回縮毛矯正をしているので、年間では計算するのが怖いくらいの金額です。でも、髪は全体の印象を左右する大きな要素で、私にとっては毎日を機嫌よくすごすための必要経費。どうしても削ることは考えられないから、その代わりにメイクやスキンケア、各種サロンの出費などを減らして調整しています。

ちなみに、ずっと海外メーカーの自然派シャンプーを愛用していました。頭皮アレルギーになったのをきっかけに、乾燥性敏感肌向けの低刺激シャンプー&リンス、ボディソープにチェンジしたら、約半分のコストカットに。近所でも手に入るのがありがたく、今も使い続けています。

ヘアスタイリングは、香りも心地いい自然派のオイルとワックス2つだけで事足りているので、こちらも経済的です。

アレルギー対策が節約につながって

元々乾燥肌という自覚はありましたが、乾燥性敏感肌と皮膚科で言われて納得。花王のキュレルシリーズを使っています。同じものをリピートしているので、そろそろ残量が見えるボトルを探してもいいかも。

自然派ワックスはやさしい使い心地

強いセット力よりも、自然なツヤと優しく気持ちに添う使い心地を重視。ジョン・マスター・オーガニックのワックスは、質感と香りも気に入って、かれこれ数年リピートしているもの。お安くはないけれど、かなり長く使えます。

縮毛矯正でスタイリングいらず

かける前はこのくらい。細かいクセやうねりが出ていますが、かけると手ぐしで乾かすだけで済み、スタイリングにかかる時間が半分以下に。スタイリング剤も最低限でよく、時間や手間を考えると、意味のある出費に思えます。

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