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地肌の悩みからウイッグまで。「薄毛の治療は何歳まで可能?」知らないと損する髪の毛Q&A

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植田晴美

Q 薄毛をカバーするためにウィッグを使ってみたいのですが

A 頭皮環境にダメージを与えないように、楽しんでください

いくらヘアスタイルを工夫してもうまくボリュームが出せない、薄毛が進行して老けて見えるのが気になる場合など、ウィッグを上手に使うのもアリです。髪型全体を変えるフルウィッグ、トップなど薄毛が気になるところのみにボリュームを足す部分ウィッグなど、ウィッグにも種類がありますので、悩みに合わせて選ぶとよいでしょう。

フルウィッグは頭の形にフィットしていないと不自然に見えるので、気をつけて。ウィッグ初心者の場合、フルウィッグよりもリーズナブルな部分ウィッグから始めるとよいでしょう。

ただし、ウィッグを固定する留め具が当たる部分に赤みやかゆみなどのトラブルが出たり、ウィッグの使用で頭皮環境が悪化したりした場合は、すぐに使用をやめてください。留め具の刺激などで、その部分だけ毛の密度が下がってしまう心配があります。

内服薬や外用薬での治療と並行して、ウィッグを使うのもOKです。クレアージュ東京に通院中の患者さんたちの中には、治療で薄毛が改善していてもウィッグを愛用する方々がいるそうです。たとえばふだんはウィッグなしで生活していて、おしゃれをして出かけるときにウィッグを使って、いつもとは違うヘアスタイルにチャレンジというふうに。

「薄毛を隠すためにウィッグをつけなくては」と後ろ向きに考えるのではなく、ウィッグをおしゃれアイテムの一つとして受け止めると楽しくなりますよ。

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